作品紹介・あらすじ
歌舞伎から、ミュージカル、現代劇まで、全身全霊をかけて演じてきた60余年の役者人生を振り返り、「演劇としての歌舞伎」「日本の現代劇」をさらに追い求める決意と自負を表明した、異色の自伝!32歳から71歳まで、舞台開演前の抱負を一挙収録。
感想・レビュー・書評
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本書を過去を振り返るだけの墓碑銘とせず、私がまた新しい夢を語りだしていく第一歩としたい いじめー芸の修行の方が辛く こうして見れば歌舞伎界のプリンスとして、颯爽としているようだったかもしれないが、そんな楽天的な人生ではなかった 俳句は、言葉を扱う商売めもある役者に、必要な「セリフの間」を教えてくれる
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地元の図書館で読む。黄金の日々が、実質、テレビデビューだったんですね。
意外でした。
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半分は以前のインタビュー記事。いよんなことをやってる人だった。舞台も歌舞伎も見てみたい。
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カッコイイ!「悲劇の続いた梨園全体を鼓舞し牽引する」
日本経済新聞社のPR
「新装なった歌舞伎座こけら落し公演で、悲劇の続いた梨園全体を鼓舞し牽引する看板役者の自伝決定版! NYブロードウェイと歌舞伎と現代劇を自在に往還し、独自の芸風を築き上げた華麗で波瀾万丈の60年余を振り返る。」
著者プロフィール
松本幸四郎( まつもとこうしろう )
1973年1月8日東京生まれ。二代目松本白鸚長男。息子に八代目市川染五郎。6歳で三代目松本金太郎を名乗り初舞台、8歳で七代目市川染五郎を襲名。
2018年1月・2月、歌舞伎座にて『勧進帳』武蔵坊弁慶他で十代目松本幸四郎を襲名。
2019年6月、三谷幸喜作・演出の新作歌舞伎『月光露針路日本 風雲児たち』大黒屋光太夫役で主演。
映画『阿修羅城の瞳』『蝉しぐれ』など。日本舞踊松本流家元、日本舞踊協会理事。
著書に『染五郎の超訳的歌舞伎』、監修書に『歌舞伎のかわいい衣裳図鑑』『歌舞伎のびっくり満喫図鑑』(いずれも小学館)などがある。
「2019年 『歌舞伎はじめて案内手帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」
松本幸四郎の作品