花王「百年・愚直」のものづくり

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 57
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532193850

作品紹介・あらすじ

家庭用品のトップメーカー・花王。その原点は、120年近く前に発売された1個の「せっけん」だった。ものづくりの思想を、代表的なブランドと、現場に受け継がれる「愚直力」と、時代と共に「変わる力」に焦点をあてて解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 花王のコマーシャルでよく耳にする、清潔で美しく健やかな毎日をめざす、という言葉が再度、改めて強く認識できました。

    丸田元社長の、同業他社とは競争するな、という言葉が面白いと思いました。

  • 石鹸から始まり、開発力を武器に多くのメガブランドを抱え、健全経営で知られる花王の強さの秘密。洗剤・シャンプーをはじめとして、エコナやヘルシアといった健康食品や、クイックルワイパー等々。そういえばKaoブランドのフロッピーディスクなんてのもありました。

  • 題材はいいんだけど、著者の立ち位置が定まらないままに好き勝手に進めているからよくわからない一冊になったという感じですね。
    歴史を振り返るならそうすればいいのに、商品に絞ってみたり自分なりに変な分析してみたり、しまいには関係のない鉛筆とかと比較してみたり。
    結局何をしたいかがわからないのと、よく加工としすぎないあまりに中途半端に下世話になっているという残念な一冊です。

  • お化粧のヘタな学級委員長
    花王の化粧品業界における立ち位置はそんな印象です

    愚直とは言いえて妙といったところでしょうか

    愚直・真面目でおしゃれに疎い優等生だけど、
    案外ビジネスライクで可愛げがなかったりするような(笑)

    そんなツンデレ委員長の花王が好きだったりもします

  • 「愚直」を軸に、時に大胆に。
    メガブランドを抱えるパワフルな花王の120年のものづくり。

  • 花王って真面目なんやねぇ

  • 花王の製品が好きなのですが、
    まさに愚直という言葉が似合うなと思いつつ、
    好きな会社の生い立ちを知るのはなかなか興味深かったです

  • 花王の創業から、今までの歩みをまとめた本。
    無難な大企業のイメージが結構覆された。
    本からは、愚直、変わる力を感じた。

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著者プロフィール

たかい・なおゆき 経済ジャーナリスト・経営コンサルタント。1962年名古屋市生まれ。日本実業出版社の編集者、花王情報作成部・企画ライターを経て2004年から現職。出版社とメーカーでの組織人経験を活かし、大企業・中小企業の経営者や幹部の取材をし続ける。「現象の裏にある本質を描く」をモットーに、「企業経営」「ビジネス現場とヒト」をテーマにした企画・執筆多数。2007年からカフェ取材も始め、専門誌の連載のほか、放送メディアでも解説を行う。『「解」は己の中にあり』 (講談社)、『なぜ「高くても売れる」のか』 (文藝春秋)、『日本カフェ興亡記』 (日本経済新聞出版社)など著書多数。

「2014年 『カフェと日本人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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