ダークサイド・スキル 本当に戦えるリーダーになる7つの裏技

著者 :
  • 日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532199913

作品紹介・あらすじ

累計8万部のベストセラーを文庫化!
人を操る「ヒューマンスキル」を手に入れよう!


ロジカルシンキング、プレゼンテーション、マーケティング……
MBAで教えてくれるような「正統派のスキル」だけでは、
現実のビジネスは進まない。

上司を操り、部下を利用し、
時にはさりげなく、時にはわざと衝突しながら自らの意思を通していく。
経営環境が厳しくなればなるほど、
そうした「ダークサイド・スキル」が欠かせないのだ。

本書は、リーダーになるために必要な「7つの裏技」を紹介。
「修羅場企業」のコンサルを多数手がけた著者が、実例にもとづき解説する。
良品計画を立て直した松井忠三氏との対談も収録。

◆本書の主な内容
 -社長を操ってリストラを成功に導いた部長
 -意思決定を遅らせる「空中ハンコ」
 -結果を出した、マスターオブ「アイ・ドント・ノウ」
 -部門間の「相互不可侵条約」がコミュニケーションを阻害する
 -前向きな「CND(調整・根回し・段取り)」とは
 -「男気貯金」を貯めろ
 -無血革命を成功させたミドル
 -「正しい質問」で相手を操れ
 -情報を遮断する「五合目社員」「粘土層」とは
 -「大本営オペレーション」が失敗する理由
 -人を操る3つの力とは
 -自分がKYな存在になれるか

【本書の構成】
プロローグ 「表のスキル」だけでは生き残れない時代

PartⅠ 7つのダークサイド・スキル
 その1 思うように上司を操れ
 その2 KYなヤツを優先しろ
 その3 「使える奴」を手なずけろ
 その4 堂々と嫌われろ
 その5 煩悩に溺れず、欲に溺れろ
 その6 踏み絵から逃げるな
 その7 部下に使われて、使いこなせ

PartⅡ ダークサイド・スキルを磨くポイント
 その1 いつでも戦える態勢を整える
 その2 人を操る3つの力
 その3 ブレないリーダーになるために

PartⅢ ダークサイド・スキル実践編

対談 良品計画・松井忠三氏×IGPI・木村尚敏

感想・レビュー・書評

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  • ダーク・サイドスキルと聞いて、単なるMBA的なお勉強的なスキルではなく、
    もっとドロドロした人間模様をマネジするスキルかと思って読んでみました。

    読んでみると結構、普通というか、
    確かに言葉にするとそうだけど、実践するのはそれなりに難しいな、
    という話がたくさん載っていました。

    むしろ、最後の無印良品の松井元会長の話が、
    より現場で起こっていることがストーリーになっていて、
    とてもリアリティがあって学びが大きかった。
    最後の対談だけでもよいから、読んでみると面白い本です。

  • 中々良かったです。
    すみません以上です。

    Amazonより【内容紹介】
    累計8万部のベストセラーを文庫化!
    人を操る「ヒューマンスキル」を手に入れよう!

    ロジカルシンキング、プレゼンテーション、マーケティング……
    MBAで教えてくれるような「正統派のスキル」だけでは、
    現実のビジネスは進まない。

    上司を操り、部下を利用し、
    時にはさりげなく、時にはわざと衝突しながら自らの意思を通していく。
    経営環境が厳しくなればなるほど、
    そうした「ダークサイド・スキル」が欠かせないのだ。

    本書は、リーダーになるために必要な「7つの裏技」を紹介。
    「修羅場企業」のコンサルを多数手がけた著者が、実例にもとづき解説する。
    良品計画を立て直した松井忠三氏との対談も収録。

    ◆本書の主な内容
    -社長を操ってリストラを成功に導いた部長
    -意思決定を遅らせる「空中ハンコ」
    -結果を出した、マスターオブ「アイ・ドント・ノウ」
    -部門間の「相互不可侵条約」がコミュニケーションを阻害する
    -前向きな「CND(調整・根回し・段取り)」とは
    -「男気貯金」を貯めろ
    -無血革命を成功させたミドル
    -「正しい質問」で相手を操れ
    -情報を遮断する「五合目社員」「粘土層」とは
    -「大本営オペレーション」が失敗する理由
    -人を操る3つの力とは
    -自分がKYな存在になれるか

    【本書の構成】
    プロローグ 「表のスキル」だけでは生き残れない時代

    PartI 7つのダークサイド・スキル
    その1 思うように上司を操れ
    その2 KYなヤツを優先しろ
    その3 「使える奴」を手なずけろ
    その4 堂々と嫌われろ
    その5 煩悩に溺れず、欲に溺れろ
    その6 踏み絵から逃げるな
    その7 部下に使われて、使いこなせ

    PartII ダークサイド・スキルを磨くポイント
    その1 いつでも戦える態勢を整える
    その2 人を操る3つの力
    その3 ブレないリーダーになるために

    PartIII ダークサイド・スキル実践編

  • 題のイメージとは違い、中間管理職の考え方を論じている。
    読んでみて、自分には得たものが多い。

    ただ気になるのは、良品計画の元代表、松井忠三さんとの対談が要らない様に感じる。その内容が素晴らしいからこそ、本論の主張を邪魔している様に思う。

    でも、良い知見を得られたので、星5つ。

  • ダークサイドスキルが必要な理由はVUCAな世界で、教科書通りの方法ではうまくいかず、実務に基づく能力が必要。現時点で自分に足りないかつ喫緊して取り組める点としては、①自分を叱ってくるれメンターを見つけろ、②社外ネットワークを探せ、➂自分の中の「下世話な欲望を知る」④自分がどうゆう人間か語れるようになる。⑤自分の価値観に基づいて踏み絵に向き合う。(朝令暮改はOKだが、ベースの価値観は大切に)⑥腹をくくる(会社を辞めてもOKという環境を作る)

  • 官僚的な組織を前提に読むと、立ち振る舞いなど改められる。冨山さんのCXと重ねると、より理解が深まる。

  • ダークではない。大半、普通の大人の仕事の仕方。在庫を燃やす、みたいな話はおもしろい。極端にやれ、徹底的にやれ、ってことで。

  • 期待して購入した本でした。でも女性のリーダー職については、想定外のような書き方なので、星低めです。

  • 多様性とは、何も外国人や女性の活用ばかりを指すのではなく、組織の中の大多数を占める新卒入社のプロパー社員の中に、どれだけ堂々と他とは違った意見を言う人間がいるか、そしてこうしたKYな人間をどれだけ許容できるかということだ。

  • 今求められるミドルエイジリーダーの資質を
    紹介している。
    トップと現場のどちらも見えるからこその動きかたがある。

    いわゆる中間管理職の大変さが増していると感じた。

  • ブライアントスキル=ロジシンや会計知識など→わかってもらうスキル
    ダークサイドスキル=組織の中での立ち回り→動いてもらうスキル

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著者プロフィール

㈱経営共創基盤 (IGPI) 共同経営者 (パートナー) マネージングディレクター
慶應義塾大学経済学部卒、レスター大学修士(MBA)、ランカスター大学修士(MS in Finance)、ハーバードビジネススクール(AMP)
ベンチャー企業経営の後、日本NCR、タワーズペリン、ADLにおいて事業戦略策定や経営管理体制の構築等の案件に従事。IGPI参画後は、製造業を中心に全社経営改革(事業再編・中長期戦略・管理体制整備・財務戦略等)や事業強化(成長戦略・新規事業開発・M&A等)など、様々なステージにおける戦略策定と実行支援を推進。
IGPI上海董事長兼総経理、モルテン社外取締役、りらいあコミュニケーションズ社外取締役
Japan Times ESG推進コンソーシアム アドバイザリーボード
グロービス経営大学院教授、大学院大学至善館特任教授
主な著書に『ダークサイド・スキル』(日本経済新聞出版)、『修羅場のケーススタディ』(PHPビジネス新書)などがある。

「2023年 『企業変革(CX)のリアル・ノウハウ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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