- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532261597
感想・レビュー・書評
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打ち合わせに入るまでの、3~5分の世間話。
いかに会話を始めるかで、その後の打ち合わせの成否が変わってくることをもっと意識するべき、というのが筆者の主張。
世間話とは天気や趣味の無駄話を指すのではなく、その後の打ち合わせの目的や戦略にあった打ち合わせのムードを作り出すための、最初の数分の会話を指す。
アイスブレーキングの会話を戦略的に考えることは、相手とのコミュニケーションに意図を持つことは、確かに重要だと、考えさせられた。 -
仕事の9割は世間話
著:高城 幸司
世間話は仕事の成果を生み出す引き金になる。「仕事に世間話は必要か」と問われれば、間違いなく「イエス」である。理由は簡単、仕事は自分一人ではできないからである。
本書の構成は以下の6章から成る。
①なぜ、世間話が必要なのか
②人間関係は世間話から始まる
③お天気ばかりが世間話ではない
④世間話には狙いが必要
⑤では、何を話題にすればいいのか
⑥うまくいく世間話のための段取り
少し前までは、世間話の必要性について感じなかった。というか気づいていなかった。ビジネスにおいてもちろん中身が何よりではあるものの、人間関係構築にあたりそれは必須でもあり、それ以前にアイスブレイクであったり、相手を思う気持ちを伝えるにはなくてはならない。
そして本書で紹介されている世間話は通常の世間話ではない。
相手を思い、お互いの利害の一致の先にあるゴールを見据えた狙った世間話である。慣れるまでは非常に難しく、準備もそれ相応に時間も手間も要する。
しかし、それをさっ引いても大きな成果と相手への貢献は認められる。
自分に合った相手を思う世間話は経験の積み重ねでしか辿りつかない。意識して始めることが大切である。
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9割ってのも極端だとは思うが、「意味のある世間話」の大切さには同意。
以前、メールに本題の前にちょっとした挨拶とか書くのは時間の無駄だからやめろみたいな本を読んで、
「ええ~、たった2行を読むにも無駄なの~。この人、実は仕事できないのでは?」
と感じてたところだったので。 -
仕事を円滑に進めるためには、世間話でラポールをよくすることまでビジネスマンは考える。
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おまえは芸能記者か!興味本位で相手を困らせるような質問をするな。
同じ仕事をするメンバーは同じ問題意識をもてるゆおうにすべきで、さらにその問題意識に対する目線も備えておくことが大事。 -
印象。
人と話をすると言うことは、
どう言う事なのかと、言うことやね。 -
営業人への自己啓発本。著者は1964年生まれの元リクルートの元コンサルタント。
某Amazonレビューを真に受けて読んだ。
「相手との交渉を円滑に行うための戦略的な世間話」など、主張自体はもっともだが、ビジネス本としては失敗している。
・著者近辺の体験だけで、一般にここまで言えないだろうという話も。経験談を盛り込むのはいいにしても経験談だ(ら)け、では説得力不足だった。
・本題に関係ない話も。
・所々、論理の筋が途切れている。
著者は仕事が「デキる」人間だと思うが、しかし実際にこの本を書いて(これまでに本を数多く出してきた)著者にとって良かったかどうか……。
(何だこのヒガミみたいな感想文は) -
自分の人柄を知ってもらうのに、世間話は非常に有効だと感じる。会話のやりとり内容から「宿題」をもらうように心がけよう。201402
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意識的に積ん読状態だったのをやっと読みました。世間話が大切とは分かっていて、だからこそ買った本書なのに放置していたのは...自分が世間話が下手だから。
事前に情報収集はするんだけどストーリーを上手く考えられない。だから、せっかく頂いた時間を仕事以外に使うのはもったいないと自分で理由付けまでしてたな...。
なにか一刀両断された気分だけど、やっぱり世間話は必要ですね。