不祥事は、誰が起こすのか

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532262617

作品紹介・あらすじ

正論より「大人の事情」が優先される、ミス発生に過剰なプレッシャーをかける、しがらみ構造が存在する…。不祥事を起こしやすい組織には共通の「文化」がある。そもそも不祥事とは何か、なぜ起こるのか、どう防ぐのか。多くの事例を紹介しながら、元日銀マンが自身の経験も踏まえ、徹底解剖する。

感想・レビュー・書評

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  • ビジネス

  • 第三者委員会の調査報告書を元に、不祥事発生の原因を探っていく本。

    2014年出版の本で、最近のニュースになった不祥事を幅広に取り上げている。ニュースで話題になったあと、こっそりはっきり提出される報告書の面白さに気づいた。
    実務者が、というよりは経営者が他山の石を見て、気づきを得るような内容。著者は日銀出身で、数々の不祥事の発生を嘆いているようなスタンスなのでが、ちょっと変。報告書に込められた、反省と発展のための熱い一言がグッとくる。

    新宿紀伊国屋南口店で購入。近いからこっちばっかりいっちゃう。

  • 謙虚さが大事。

  • けっこうCSR本でもあった。私もうCSRが外にあると感じた

  • 不祥事の事例がたくさんあげられていて、そういう意味では面白い。ただだからどうすればいいのか?は日本では社外取締役も十分機能していないなどある意味通り一遍な感じを否めない。

  • 335.15||Ue

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著者プロフィール

評論家

1956年福岡県生まれ。79年東京大学法学部卒業、日本銀行入行。90年大蔵省銀行局へ出向。日銀調査統計局企画調査課長、経済産業研究所上席研究員、日銀金融機構局審議役などを経て、2012年経済産業研究所上席研究員、2013年大分県立芸術文化短期大学教授。2018年退職し、著述活動に専念。

「2022年 『リスク、不確実性、人類の不覚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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