質問力: 論理的に考えるためのトレーニング
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2003年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532310332
作品紹介・あらすじ
見えない問題を解決するトラブルの原因を究明する新たな行動を決定するリスクに備える-。豊富なケーススタディーで「考える訓練」ができる本。
感想・レビュー・書評
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https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00014282
卒業研究もそうですが、わからないことは質問するのが当然です。ぜひ質問力を鍛えてみてください。あなたのお役に立つはずです。
(電気電子通信工学科卒業 院生)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
質問力とは武器である
質問力を極めることは発想を刺激し
新たな解決策や展開、アイデアなど拡大させることにより、より最高の結果へ導くことができる
質問は相手を攻撃したり、攻め立てるではなんの解決にも導かれない
日本人は特に暗算思考で答えを導く傾向がある
暗算思考とはプロセスを無視して、だいたいこれでいっかと頭の中で計算して根拠なく、解決策を提示することだと解釈した
解答をなんのリスクマネジメントもせず提示するのではなく、複数の考えれる候補を得てその中での最適な対策を導くために質問することが大切
質問が二者択一であると最適かどうかわからない
色んな考えれるだけ挙げて優先順位をつける
目的が曖昧な質問だと解決に導かれず、回答者をイライラさせる
目的から目標の設定をし、それによって期待できるこ効果
①現状把握②問題、原因要因③複数の解決策を出して最適なものを選択する④リクス対応
の四つを導く質問が有効であるということがわかった!
また意思決定するにあたって、様々な選択候補を出してリスクを考えて最適なものを決定すること、またリスクが起きた際の対処法まで考えれると良い
なるほど、
目に見えないリスクをどれだけ考えれるか!備えあれば憂なしの逆演算の思考のクセをつけていくとあらゆるトラブルに巻き込まれても冷静に対処できる。
やはり、質問力を鍛えるには考えるクセをつけることが大事で
質問する際の注意点は目的を明確にして質問すること、そうでないとぶれてしまう、どんな意図で質問していたかわからなくなる
リスクから対応策を導き出し、どれが一番最適であるか判断する優先順位や重要度を正しく選択していけるかも重要
今までいかに自分が暗算思考で細かく質問するリスクマネジメントが、不足しているかが理解できた。
当たり前のことだけど、自分がどういう質問の展開をすべきか論理的に書かれていたので、最適な答えを導き出すために参考にできる内容だった。
また経営者が答えを急ぎ、問題を攻め立てる、二者択一で視野が狭い、どうしてか?ばっかりで解決に導く質問へ誘導できていない、固定概念で解答するのではなく、あらゆる考えれるアイデアを刺激する質問をすることが社員の能力UP、成果のUP、するために大切であることを肝に銘じておかないといけないと思った。 -
お互いの意思をクリアにする為に効果的な質問をすることが大切。
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図書館
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まず、「なにを質問するのか」、その目的を正しく設定しなければならない
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ケーススタディがとても勉強になった。
また、主張することはコンパクトにまとめられており、スラスラ読めた。
ただし、前半がややあいまいでぼんやりしていた印象がある。
内容としては質問を以下2つに区分している。
1.具体的な情報を求めない質問(雑談)
2.具体的な情報を求める質問
更にこの内”2”を「学ぶ質問」「考える質問」に区分し
知性を働かせる「考える質問」が重要であると説いている。
答えを予め想定して質問する「単数形の思考」ではなく
考えられる案を全てあげる「複数形の思考」を重視していた。
この点は非常に参考になったので、今後に活かしていきたい。 -
タイトルからコミュニケーションに関する話かと思っていたが、自問も含めるので、もう少し広く思考全般に関して述べられていた。質問に関しては、学ぶ質問と考える質問に分けて考えるというのが分かりやすかった。
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「知識を獲得する質問」と「知性をはたらかせる質問」という分類は、なるほどと思った
今の情報社会では、知識は溢れているので、知性をいかに働かせるかが大事ですね
「知性をはたらかせる質問」について、もう少し深掘りしてもらえると更によかったと思う -
図書館借り。
かなりメモ取った。
買いたい本。
いつも詰めが甘い私にはとても参考になった。 -
2009.9.12読了。
学ぶ質問ではなく、考える質問をする。日本では知識が特に重要とされてきたが、このご時世、ネットで情報はいくらでも手に入る。だから道筋を立てて相手の考えや方向性を聞き、それによって、どのようなリスクが考えられるかなどを検討することで、解決策を考える、これがこれから必要になることだと痛感した。