- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532314675
感想・レビュー・書評
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褒めらたら嬉しいはずなのに何だか嫌な気分。怒られたら嫌な気分になるはずなのにちゃんと反省して前向きになれている。これって何だ?言われ方?それとも人によるの?と、ちょっと疑問に思っていた時に出会った本。
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(P86)ほめるときは、相手の行動や事柄についての評論家になるのではなく、相手と共に喜びを味わいます。これがほめるのベースに置くべき”共感”です。
感動を伝えたいとき、言葉を尽くして自分の気持ちを形にしたいがゆえに、相手が何を大切にしようとしていたかというのを忘れてしまうことがあるので気を付けたい部分だなあと思いました。
あと衝撃的だったのが、「容姿やセンスを認めていない相手にそれらを褒められても嬉しくない」という部分…
正直わたしには、そんな考え方もあるのか?!!くらいびっくりしました。相手のセンスや好みとは関係なしに褒めてもらえて嬉しい、って喜んでたから……
何より自分が「それかわいいね」とか「新しい髪型も似合いますね!」って素直に言葉にしていたことがおしゃれな方々を不快にさせてたかもしれないなって思うといたたまれない気持ちでいっぱいです。
ほめるって難しいですね… -
ダイエーや化粧品メーカで消費者サービスやお客様相談室に勤務し、話し方によるCS向上やクレーム対応の教育や公演をする著者の本。
内容はシンプルなのだが、色々と気づきがあった。
気づきがあったのは、ほめ方よりもほめられ方の方。
ほめる方は、功をねぎらうためにほめており、その反応を期待するものである。
そこで、ほめられる方が照れてしまい、反応がなかったり、謙遜してそんなことはないですよというと、ほめる方の気分を害してしまう。
ほめられたら、気持ちがどうあっても、「ありがとう」や「うれしいです」といってほめての期待に答えることが肝要だと思った。