「一緒に仕事できて良かった!」と部下が喜んで働くチームをつく
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2013年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532318536
作品紹介・あらすじ
なぜ「信頼しあえる会社」は成長できるのか?ベストセラー著者が、30万人の調査データから「働きやすくて成果の出る職場の法則」を導き出しました!部下が自発的にやる気を出して働く職場をつくり、チームを機能させるために、リーダーとマネジャーは何ができるのか?みんなが喜んで働く環境を築く52の方法とそのノウハウを全て明らかにします。全米ベスとセラー!
感想・レビュー・書評
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■部下が喜んで働くチームのつくりかた
A.高業績企業の企業文化の3つの要素
1.愛着心
2.活躍の支援
3.活気づけ
B.社員が支持する強い企業を気づくための7つ
1.危機を定義する
2.顧客に焦点を合わせる
3.俊敏になる
4.全てを共有化する
5.部下の才能を見いだす
6.互いに応援し合う
7.責任を明確化する詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■書名
書名:「一緒に仕事できて良かった! 」と部下が喜んで働くチームをつくる52の方法
著者:エイドリアン・ゴスティック、チェスター・エルトン
■概要
部下が1人でもいる管理職&候補生必読!
数値目標の強制からは社員のやる気は引き出せない。社員の満足度
と成長力は「信頼」と「任せる力」によって創出するものだ。30万
人のデータから導出した「働きやすくて成果の出る職場」の法則。
全米ベストセラー。
著者ははこれまで何本も全米ベストセラーを出してきた、ビジネス
書著者。仕事を任せ、信頼し、成果を正しくほめることで部下が自
発的に動くチームをつくる手法を解説します。
■1年のうち1カ月は上司のグチ!
衝撃的事実です。統計によれば、従業員は月平均15時間もマネジャ
ーについて文句を言っているそうです。1年に換算するとなんと180
時間、つまり1カ月分の労働時間に相当する時間をグチに費やして
いるのです。
■やっぱり上司が悪いと、職場の生産性と収益性は最悪になる
またとある企業の人事部がこんな実験をしました。生産性、収益性、
愛着心、定着率などをもとに、社内の各部署を「緑」、「黄色」、
「赤」にグループ分けします。「緑」は各項目が標準以上の優秀な
職場、「黄色」は平均的職場、「赤」はすべての項目で劣っており、
とくに定着率が悪い職場です。そこで人事部が行ったのが、マネ
ジャーの交換でした。「緑」の部署のマネジャーが「赤」の部署に
行ったらどうなるか? 想像してみてください。なんと、一つの例外
もなく、「赤」の部署は「緑」に、「緑」の部署は「赤」になった
のです。つまり、問題はマネジャーにあったのです。
■どうしたら「信頼しあえる会社」になれるのか?
従業員はグチで時間をムダに費やし、マネジャーは部下のやる気を
なくさせている――こんな状態ではとても社員の全力を引き出せま
せん。では、どうすれば「信頼しあえる会社」に変革して、成長で
きる状態になれるのでしょうか。部下が自発的にやる気を出して働
く職場をつくり、チームを機能させるために、リーダーとマネジャ
ーは何ができるのでしょうか。ベストセラー著者が、30万人の調査
データから「働きやすくて成果の出る職場の法則」を導き出しました。
■有名企業の事例をもとに解説した全米ベストセラー!
本書は、部下にやる気を取り戻してもらい、会社への愛着心を高め
てもらうための方策を、アメリカン・エキスプレス、エイビス、ハ
ードロック・カフェ、スターバックス、チックフィレイといった有
名企業の事例を紹介しながら解説したニューヨーク・タイムズ紙ベ
ストセラー作です。
(From amazon
■気になった点
・企業文化が明確でポジティブで力強いものであれば、社員は会社
の考え方を支持し、自分たちの仕事の重要性を理解するだろう。
・最高の職場では、リーダーはミッションを明確に定義し、そこに
危機感を吹き込む。困難に陥る前に全力を尽くす必要があること
をきちんと説明する。
・最高の企業文化とは、真実が尊重され、不断のコミュニケーション
と著しい透明性が実現された場所である。厳しい事実さえも一刻も
早く社員に伝え議論を推奨する。
・責任と手段を与え、目標を達成した際には、見返りを与える事が
必要である。
・会社への愛着心は、社員にとって成長機会が与えられているかどう
かで左右されるため、彼は多くの時間を割いてメンターの役割を
引き受けている。
・わが社の最大の宝は人材だというなら、彼等の家族も同様に重んじ
ていることを証明するために、少なくとも日曜日を定休日にする
べきでしょう(飲食業の人事担当部長)
・思考を刺激するには、以下のような質問をしてみよう。
・今週一番良かった出来事は何ですか?
・仕事を効率的に進めるために、必要な情報を全て入手していますか?
・職場でもっと仕事を楽しくするには、どうしたらいいと思いますか?