- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532319335
感想・レビュー・書評
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今、これだけ成功して世界中で使われているTwitter
その創業のストーリーの一冊です
華やかなIT企業のサクセスストーリーだと思って読み始めたのですが、全く裏切られます
とある1人の孤独な若者が思いついてコードを書いたアプリケーションが一気に広まって有名になるなんて単純なストーリーはひとかけらもありません
創業者と呼ばれる数人は共に目指す方向が違うためにぶつかり合い、出来上がったアプリもどう展開するのか、資金はどうするのか、ベンチャーキャピタルはどの段階で入れるか等今後の企業展開をどうするか悩んでる経営者のヒントになるのか?はわかりませんが、最終的に現在のTwitter社に創業者として残っているのは?というショッキングな結末も
これはかなりの人数の関係者へのインタビューと過去の関係者のツイートから事実関係を元に書かれた本です
想像するだけでも気が遠くなりそうですが、それだけ信憑性があると思います
時間はかかりましたが読んでよかった一冊です詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
急成長の2年間でCEOの交代を繰り返した、決して外からは見えない経営の裏側。順風満帆に経営されてる会社など、きっとどこにもない。
ハードシングスを受け止め、乗り越えた先になにがあるというのだろう。なにを成し得たかったのだろう。明日は我が身感。
#ツイッター創業物語 #明日は我が身感 #読書記録2018 #読書記録 -
共同創業者4名と彼らを取り巻く人間模様。友人から敵となり、追い出し追い出されの愛憎劇。ビジネスが成功するにつれ、資産が大きくなるにつれ、諍いが大きくなるのは、見てて辛い。
ビジネス規模や関係の複雑さは別にして、スタートアップには、多かれ少なかれ、このような風景が出現する。自分の遠い記憶にもある。完治したと思っていた古傷が、少し痛んだ。 -
Twitterのシンプルさとは違っていろいろ複雑。
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エンターテイメントととして面白い。
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良い点: 利害の対立する相手どうしも含めた,膨大な量のインタビューに基づいている。ツイッターの仕様がコロコロ変わる背景を知ったような気がした。
問題点: この著者には,話が盛り上がってきた時に,どういうわけかその後の展開をすぐにバラしてしまう酷い癖がある。特に章末にそれが見受けられ,白けさせる。 -
力作。
アメリカIT業界の、一攫千金ぶり、浮き沈みの激しさ。 -
ツイッターがどういう経緯で出来たかというのかわかるのはもちろんだが、
ビジネスと友情の間で揺れ動く心情や金や権力で変わっていく人間模様などがありヒューマンドラマとして楽しめた。 -
企業が大きくなるにつれて、誰が舵取りをするのか役割、ヒエラルキーをはっきりさせておかないと泥沼に陥ることが分かった。意外にアメリカはメンツを気にしている人が多いことも発見であった。
1円の利益を生んでいなくても多くのお金が集まるアメリカの創業文化も改めて新鮮であった。
日本語訳が時折変であった。 -
ツイッターという、ソーシャルメディアを代表する企業。 この創業時の人間関係の模様が深く書かれ、面白い1冊だと思います。あまりビジネスとしては参考にはならないかもしれませんね。