- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532323981
作品紹介・あらすじ
毎日のミーティングも業務報告も不要!
リモートワーク時代のブレない経営を創る経営計画手帳(ライジングコンパス)の秘密
昭和から平成、さらに令和へ。今、社員の会社への「帰属意識」は薄れつつある。そこに加速するリモートワーク。「出社しない」が当たり前になる状況で、働き方改革も進む。会社から物理的に離れることで帰属意識はますます薄くなり、会社が設定した「目標」と個人の「取り組み」との間にもブレが生じていく。部下の仕事ぶりが心配で毎日、テレビ面談をする上司。「ジョブ型」への転換を検討し始める企業――今まさに、令和の時代にふさわしい、社員の「やる気」を高め・維持する方法が求められている。
ジョブディスクリプションや面談の仕方を見直しても、基本は変わらない。大事なのは、社員がトップの方針を正しく理解し、それに従った正しい選択をし、最大の成果を出せるかだ。つまり会社が何を目指し、社員が何をすれば会社が成長し、それが社員にどう返ってくるのか……トップからの明確なメッセージが社員に浸透していることだ。指示系統がなくてもメンバー1人ひとりが自分たちのルールや仕組みを理解し独自に工夫し、意思決定していくためには、いつでも、どこにいても社員の中に浸透している会社・トップの理念がなければならない。
そのために著者が実践、コンサル先でも成果を上げてきた実践ツールが「ライジングコンパス(経営計画手帳)」だ。会社(社長)のビジョン・理念、経営計画、長期目標、報酬、責任の所在――意思決定に必要な全てが、わかりやすい言葉と具体的な数字で記されている(デジタル化することで動画も見られる)。全社員が共有することで、組織にとって正しい方向に社員のパッションとエネルギーを集約し、維持できる。まさに令和の時代になくてはならない「バイブル」になる。
本書は、学生就職先としても人気企業のトップで、メディア露出も高まっているいま注目の経営者の一人である筆者が、自らの実践を通じて蓄積してきたノウハウをもとに、デジタル化・リモート化時代のブレのない経営組織を作るライジングコンパスのあり方をわかりやすく解説する。
感想・レビュー・書評
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一瞬で社員の心に火をつけるシンプルな手帳
日報の書き方
1.数字の実績
2.お客様の声、変化
3.競合情報
4.市場やビジネスパートナーの情報
5.仲間の声、情報
6.自分の考え
7.周囲への感謝、賞賛
8.新しい提案、改善策
粗利益で目標を立てる
→給料の5倍を目標とする
毎月の振り返り面談で進捗管理表をもとに目標が達成できているかチェックする
BANT条件
Budget:予算
Authority:決裁権
Needs:必要性
Timeframe:導入時期
社内で使う用語の定義を揃える
至急:◯分以内
大至急:その他業務よりも最優先して取り組む
など
悪い出来事、クレームはその日中に報告しなければ損害を社員負担にする→当日中に報告すれば一切責めない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
手帳の活用法かと思ったら違った。小さめの会社の経営方法について、といった感じ。
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手帳術ではなく、
経営上必要な方針、指針を示す『手帳』を作りました!
という本。
サラリーマンには全て参考になる…とは言えません。
起業家や経営陣に必要な知識が詰め込まれていました。