競争しない競争戦略 改訂版 環境激変下で生き残る3つの選択
- 日本経済新聞出版 (2021年10月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532324353
作品紹介・あらすじ
ロングセラーを全面改訂!
「ニッチ」「不協和」「協調」――最新50社の成功事例に学ぶ生き残り策
限られた市場のシェアの奪い合いから脱し、「競争しない」状態を作ることで利益率を高める。国内での激しい同質競争や、海外での新興国企業によるコスト競争を抜け出すための戦略を、「ニッチ戦略」「不協和(ジレンマ)戦略」「協調戦略」の3つに整理して解説します。
本書には、50社以上の豊富な成功企業のケーススタディを収録。改訂に当たりケーススタディを全面的に見直しました。ワークマンといった有名企業だけではなく、知られざる中小の成功企業を多数取り上げます。様々な業種、規模の企業のビジネスパーソンが参考になる内容です。
感想・レビュー・書評
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競争しない競争戦略。まず言葉が面白いね。ニッチ戦略、不協和戦略、協調戦略の3つについて実際に戦略を取っている企業の事例を挙げながら説明している。
最後のまとめとして、競争しない競争戦略を取る企業同士の競争が課題になっていると。もう複雑すぎて頭がショートしそうになる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こちらで書評を書きました。
https://www.rinen-mg.co.jp/web-rinentokeiei/entry-5106.html
競争戦略論を専門とする早稲田大学ビジネススクール教授が、「ニッチ戦略」などの「競争しない競争戦略」を体系的に論じた書。
7年前の元本を全面改訂し、事例は半分以上差し替えてあるので、買い直す価値あり。
日本企業を中心に85社以上の成功事例が集められ、著者の主張のすべてはそれらの具体例によって説明されていく。だから、「ああ、そういう意味か」とすんなり理解できる。わかりやすいし、ビジネス読み物としてもバツグンの面白さだ。
先行する大企業の間隙を衝く巧みなビジネスモデルの数々に、感銘を受ける。知恵者がいるもんだなァ、と。
セブン銀行とか宝島社とか弁護士ドットコムとか、身近な事例も多く登場するので、企業経営にくわしくない人でも、楽しく読めるだろう。
むろん、ここに集められた成功事例の背後には、失敗事例も死屍累々なのだろうけど……。 -
私も競争したくない。。。
なんか取り入れたくなる話でした。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50265480 -
東2法経図・6F開架:336.1A/Y19k//K