大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532351564

作品紹介・あらすじ

流れは変わった。世界でいち早く原油高騰を見抜いた、これから10年の投資戦略。株と商品は18年周期で逆に動いている。

感想・レビュー・書評

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  • 歴史学科卒業の投資家らしく、非常に長期の歴史的循環の中での逆張り投資を勧める。

  • 金持ち父さんのススメ

  • 商品のススメと中国のススメ

  • (感想)商品相場のことが知りたくて読んだ一冊。このあとドットコモデティに口座開設した。現在2011年だけど、あと数年は上がると思ってもいいのかな。

    (ここがよかった!)

    • 商品相場は少なくとも2015年まで上がり続けるはず。

    • 一種類か二種類に絞り、分かることは全て調べる。

    • 信じられないほど割高でないと空売りしない。割高と思って空売りしたが、もっと値上がり、がよくあった。

    • 17C西、18C仏、19C英、20C米、21Cは中国の時代

  • 「モノから考える考え方」

  • 大投資家、ジム・ロジャーズが書いた、商品(先物)の本。
    先物商品と言うと、「身ぐるみ剥がれた」とか、「胡散臭い投機」という印象があるかもしれない(僕はそう思っていた)。

    しかしジムはその先入観に対して、いかに間違っているか、商品(石油、砂糖や銅等々)市場がいかに将来性溢れ、株式に比べても遜色ない投資対象かということを諄々と説いている。

    読んでいて、感心させられ、リスク・ヘッジの一つとして視野に入れておくべきものかということを感じさせられた一冊だった。

    ただし、この本は2004年に上梓されたものであり、昨今の商品相場が急騰する前に書かれたものであることには注意が必要である。

    「貴方の知らない世界」を垣間見れる一冊、かな。

  • 原書2004年。知らない人だったのでズボン吊りに警戒したものの、「もし金融コンサルタントが、「政府の支援を受けている」住宅金融機関であるファニー・メイやフレディ・マックの債権を買えと勧めてきたら、電話を切ったほうがいい」と言っているところからも一面まともな人ということが分かり、既存の商品指数では満足できず、ロジャーズ国際コモディティ指数(RICI)を開発してしまった本格派だったとは。商品投資に関する入門的な解説も含め、商品投資は歴史や政治にも深く関連して知的ゲームとしてもこんなところが面白いというのが分かりやすく書かれている。本書によると株と商品の価格変動には負の相関があり、その周期に従うと2014年ぐらいまでは「商品の時代」でチャンス期ということになるらしい。とはいえ最近は世界的なリセッションでコモディティ需要も減退してどうなんだろうかと思うけれど、「上昇相場でも調整がやってくれば、モノの価格は下がる。そしてそのとき、賢い投資家は買い増しをする」が、賢い投資家になるために「真剣に幅広い研究と分析を続けていかなければだめだ」とあり、生半可な気分で手を出さない方がよい分野ではあることは再三指摘している。個人的にはコーヒーいいんじゃないのかなーとか思ってたけれど、「コーヒー価格のありようはこれまでと違ったりはしない」と釘を刺された感じ。5年前の本だし微妙に外れてると分かる見通しもあるけれど、それはさておき面白い本だった。

  • なし

  • 本書購入のきっかけは「冒険投資家ジム・ロジャース 世界バイク紀行」を前に読み、37歳で引退し世界中を旅して回っているという著者に興味を持ったから。実際ここまでファンダメンタルを分析し、自分の目で見るために世界を回ってトレードを実践するってすごいことだと思う。

  • けっこー単純なことしか書いてない。
    勉強にはならないけど、普通の読み物にはいいかな。

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著者プロフィール

■著者略歴
ジム・ロジャーズ(Jim Rogers)
1942年、米国アラバマ州生まれ。イェール大学で歴史学、オックスフォード大学で哲学を修めた後、ウォール街で働く。ジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを設立し、10年間で4200パーセントという驚異的なリターンを上げる。37歳で引退した後、コロンビア大学で金融論を指導する傍ら、テレビやラジオのコメンテーターとして活躍。2007年よりシンガポール在住。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び世界三大投資家と称される。 主な著書に『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界大発見』(日経ビジネス人文庫)、『危機の時代』(日経BP)、『ジム・ロジャーズ 大予測』(東洋経済新報社)『大転換の時代』(プレジデント社)がある。

「2023年 『捨てられる日本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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