- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532355777
感想・レビュー・書評
-
NEETとも引きこもりとも異なる
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
出だしはデータの羅列羅列羅列…で正直読みにくかったですね。
定義が大事であること、それに基づいたデータが大事であることは研究である以上良くわかるのですが、興味持ち始めの前知識のない人間にはちょっときつい、それ程興味のない人には途中でやめられてしまうんでは思いました。
その意味で、4章を最初に持ってきてくれたほうが個人的にはとっつきやすかったのにな、と感じました。4章を読んで初めてデータの羅列の意味を納得できたのです。
その辺りが一般の人の興味の置き所と、研究者の意識のずれなのかな
という感じがしました。
どなたかも書かれていましたが、自閉症を病気扱いしているのは認識不足かなと思いました。その辺はこのような研究をされる著者もあまり詳しくないのですね。
SNEPというのは大変な問題です。そして私にとってはかなり身近な深刻な問題です。ニートとの違いがよくわからなかったのですが、これをよむと凡そはわかります。
まだ敷衍していない認識ですが、この状況を説明されたら心当たりのある人はかなりいるものと思われます。
これから大きな問題として社会にでてくるのではないでしょうか。 -
366.2
-
■SNEP
A.「孤立無業者」とは、20~59 歳の未婚者のうち、仕事をしていないだけでなく、普段ずっと1 人でいるか、家族しか一緒にいる人がいない人たちのことである。英語では、「SNEPスネップ 」という。
B.ニートと孤立無業の最大の違いは、無業者を分類する時の「切り口」の違いである。すなわち、ニートであるか否かを区別するのは求職活動の有無である。それに対し、孤立無業であるか否かを区別するのは、友人や知人との交流の有無である。 -
solitary no-emproyed person, neat,dinks...只读「这个章的发现」OK.
-
2012年、15歳以上、就業者6270万人無業者4828万人。うち家族以外と交流がないのは162万人、60歳未満未婚無業者の6割。10年で80万人増えた。
個人ではなく社会構造が原因。対策のスキルとノウハウも出てきつつあるのが救い。