- Amazon.co.jp ・本 (145ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532490195
感想・レビュー・書評
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交渉相手とまずアジェンダを作成する
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ハーバード流の交渉学についての入門書で,具体的なストーリーと,日経出版社らしいわかりやすいビジュアルを組み合わせたものです。改訂された版があるのですが,ストーリー仕立てになっている点でこちらも有意義だと思います。
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本書は、ビジネス交渉の心構え、ノウハウを場面毎に解説するものです。特に印象に残ったのは以下の点:
・交渉を巡る3つの誤解がある:
① 交渉は勝ち負けを競うもの
⇒ 勝ち負けよりも、交渉の結果として利益を生み出せたか、が重要
② 交渉においては最初に提案する方が有利
⇒ 後か先かよりも、自分のオファーや条件について自信をもって臨むことが重要
③ 交渉は「落としどころ」が大切
⇒ 合意内容の質が重要。交渉はあくまでは目標達成手段の一つ
・効果的な交渉のための3つの原則
① ロジカルに交渉する
② 事前に準備する
③ 交渉をマネジメントとする -
入門と名前がついているが、交渉というものの原則を捉えているため、かなり実践的にも使えると思いました。
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すんなり読めてわかりやすかった。
勝ち負けではなく、双方に利のある方法を導き出すことが重要。
バーターもきちんと整理しないと、後に禍根を残すことになる。 -
交渉とは、落としどころを決めることではなく、合意後にお互いに利益をあげることである。
そのために大事なことは、
・論理的に交渉する
・事前に準備する
・交渉をマネジメントする
である。 -
普段、いろんな場面で遭遇する「交渉」を学問にした本。
シンプルな構成で入門書としてでわかりやすい内容です。
交渉を成功に導く3原則
・理屈にこだわる
・準備する
・クリエイティブ・オプション(創造的選択肢)で合意する
成功にむけては「協議事項(アジェンダ)をまず交渉する」ことが大切という部分が勉強になりました。 -
2009年9月9日再読
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交渉術ではなく交渉学なのです。バーターのようになぁなぁで落としどころを探すようなものは交渉ではないんです。双方の利益が得られるミッションを共有し、それに向けて歩み寄っていくことが交渉なのです。
以下の5つを少しでも考えて打合せに望むことが大事。
■交渉の事前準備
1)状況を把握する
2)交渉のミッションを考える
3)目標を2つ設定する
4)合意へと導く付帯条件(オプション)を考える
5)合意できなかったらどうするかを考える
非常に有益な本でした。
仕事には活かせると思うけど、家庭に活かせる自信はないなぁ... -
kの、交渉学という学問そのものが目からうろこ。
はぁ、なるほど!
もちろん、ビジネス用、主にMBAとかの人用の学問らしいけど
なんというんだろう、とにかく新鮮な視点です。
講義を受けてから本を買ったのですが、
じっくり時間をかけて読みたいと思っています。