- Amazon.co.jp ・本 (78ページ)
- / ISBN・EAN: 9784533040290
感想・レビュー・書評
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見開きの左側にはたい焼きの魚拓が、右には採取に至った経緯や紹介文が添えられている。テーマは一風変わって見えるけど、タイトル通りかつ、シンプルなレイアウトで読みやすい。
一匹焼きの希少な型を「天然物」として探してみたり、体長や体重を記録したり、それらしいルールを課しつつ、本気でたい焼の魚拓を取り続ける。
できたてでないと魚拓にも箔がつかないらしく、往来でたい焼に墨を塗り始め、白い目で見られることもしばしば。
お店のエピソードなどを聞きつつ、たい焼きを観察する。
それぞれの和菓子屋の去る時代の景色が目に浮かび、郷愁と食欲を刺激される。
2002年の本ともあって、今は廃業してしまった店もあるのが寂しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
資料番号:010290450
請求記号:596.6ミ -
真逆のたい焼きで魚拓!この発想は思いつかない。たい焼きに対するリスペクト、たい焼き愛を感じた一冊です。
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とってもマニアックな一冊。
たかがたい焼き、されどたい焼きです。
それぞれのお店での苦労が窺えるし、日常が垣間見れます。
また新たに発見したたい焼きの魚拓を楽しみにしたいです。 -
型の種類によって「天然」「養殖」と分け、焼きたてを魚拓にするという馬鹿馬鹿しいまでの真剣さ。個人の店が主なので、絶滅種・絶滅危惧種も多い。
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図書館で借りて読んだ。
一匹焼きのたい焼きを中心に魚拓にとっていくのが面白かった。 -
http://www.label-creators.com/info/info.html
写真家宮嶋康彦さんの『たい焼きの魚拓展』
1/20-2/15レーベルギャラリー麻布十番 -
マニアック!!!
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天然物のたい焼きの魚拓本。
なんだかたい焼きも魚拓にしてみるとかなり高級な感じになるね。ひとつひとつに個性があり、楽しい。がんばれ天然たい焼き!! -
絶滅寸前の「一匹焼き」たい焼を集めた魚拓集。
たい焼の魚拓を取る、って発送にも驚いたけれど、彼ら(?)の顔が一匹一匹違っていることにもびっくり。
いいわー、こういうアホな本。