「先読み力」で人を動かす ~リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント~

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  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534043702

感想・レビュー・書評

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  • 先読み力、
    この本自体は、プロジェクトマネジメントにおける時間管理が主に書かれているが、
    もちろん通常の業務にも応用できる。

    プロアクティブ、な考え方をもとに、
    業務を進めていく、というその考え方は大いに参考となった。
    具体的な手法もふんだんに盛り込まれており、活用したいと思ってはいる・・・、

    が、

    確かにより上の職位の方が、チームや部門を統括するのに有効であると思う。

    しかし、手前のことでアップアップの最下層の一般社員は、
    ここに行く前に、やることに追われて先までに考えが及ばない、
    という先読み以前の問題がある場合、どうなのだろうか、
    とも思う。
    このことが上司のマネジメント能力不足なのかどうかは判断しようがないですが。

  • 仕事をすすめる上では非常に大事なこと。
    段取り悪いって言われるヒトに読んでもらいたい。

    http://ameblo.jp/shirakashi8384/entry-11139770063.html

  • タイムマネジメントが苦手だった私にとって救世主的な一冊でした。提案されているのはまさに予定の先読み。三週間先で予定を見通し、予定と実績を照らし合わせながら自身の時間の使い方をチェックしていきます。今日この日のTODOをやっつけることも大切ですが、そもそもそのTODOが間違ってることがあると思います。おかげで常に先のスケジュールを俯瞰し、重要事項には先手で手をつけていく習慣が身につきました。もう一度読もうと思います。

  • 実践的なツールとファイルのダウンロードサービス、それにリーダーとして人を動かす際の心構えの両者を明快に説いており、わかりやすかった。
     このところ職場では年下であることにあぐらをかき、自分がこれまで培ってきたものを共有しリードしていく責務を果たしていなかったことに、はたと気づいてから購入した本。個人レベルで自分の仕事を先読みしてプロアクティブに動くことから始まり、リーダーとしてチームをプロアクティブにしていく手法が語られる。もちろん具体的な仕組みづくりの方法などが詳細に書かれており、すぐに応用できそうなアイディアにあふれている本書であるが、全体のトーンに流れている著者のリーダーとしての熱意や気持ちが伝わってくる。リードする、援助する、感謝する心の3つが大切と解く著者の言葉に、30代半ばとは思えない器の大きさが垣間見える。
     もちろんリーダーじゃなくても大変有益な本。一メンバーとしてリーダーの視点で仕事をすることは必須だからだ。特に自分の仕事をタスクに落とし込み、さらにそれが時間通りにできたかをチェックする習慣は自分のものとしたい。私も来週からさっそく実践してみたい。

  • 仕事のスタイルに悩んで、久し振りに読み返してみました。

    本書は、仕事が終わらずに残業続きの人にぜひ読んで欲しい一冊。リーダー視点で描かれている内容ですが、基本誰にでも適用できます。

    何故残業が生まれるのか?それは主体的に動けず、指示待ちばかりなので、トラブルに巻き込まれるから。
    仕事が出来ない人:自分や他人の起こしたトラブルに巻き込まれて後手で対応するので、一生懸命働く。
    仕事が出来る人:トラブルを起こさないよう、事前に起こり得る問題を予測する「先読み力」を身につけ、プロアクティブに行動する。
    プロアクティブとは、一歩先の行動。⇔リアクティブで、前倒しでできることは全てやる。
    プロアクティブに行動するには、『問題を認知→対応をタスク化→実行、事前回避』の流れ。

    プロアクティブな行動を目指すには、ツールとマインドの両輪が大事。
    ツール:三週間スケジュール、TOP5
    →スケジュール管理と、タスク管理
    マインド:一日の予定と実績をきちんと付け、何故出来なかったのかを評価してPDCAを回す。
    マインドを高める為にチームのマニフェストを作る。

    プロアクティブに行動した結果、空いた時間を自己投資。得られるのは、
    ・目標を短期間
    ・早い成長
    ・時間価値に見合った仕事
    (都内で10人で1時間会議した場合のコストは10万円。それだけの時間価値を生み出せているか?)

    本書のもう一つのテーマが『ミーティング』。ちょうど最近ミーティングへの参加頻度がぐんと上がり、自分の産む価値に悩んでた所でした。
    クオリティの高いミーティングにプロアクティブに参加するには?
    ・情報提供、決定権限若しくは影響を与える
    ・事前準備が大事→ミーティングのゴールをイメージ
    ・アジェンダを共有するメール、事前に結論をネゴる
    ・ホワイトボードで見える化
    ・議事録作成→シンプル議事録フォーマット

    リーダーとして
    How can I help you?

    色々とマインド的にも、また実践できるツールとしても、非常に参考になる一冊でした。手元に置いておく価値があると思います。

  • 先読み力、起こりうる出来事(問題)を推測、発見する力の事。起こりうる出来事に対し先手を打つ、一歩先に行動するpro-activeを提唱する一冊。メモ。(1)3週間単位での予定管理、(2)相手の立場に立って大枠を伝えてから説明する(「Aです。実はBなのですが」ex.東京です。実は隣接県の神奈川ですが)、(3)リードする心(シンプルにらしさをもって進む方向を示す)。誰しも迷う物事のスムーズ化について分かり易くまとめている。

  • さっさ読みで一旦、読書終了。

    チームでスケジュール管理など参考になった。

  • 本書では「先読み力」と「プロアクティブ」という二つの言葉が多様されている。「先読み力」とは起こりうる問題(出来事)を推測する力であり、「プロアクティブ」は推測をもとに1歩先に行動すること(先手の行動)とある。
    たしかに、たしかにいろんな本には「先読み力」に似た仮説力であるとかそういう類の大切さについては多く記されているもののその「先読み力」に対して実際に行動していく「プロアクティブ」という視点でのモノを書いている本は少なく感じ、共感できることも多かった。考え方は大いに理解できたが実際の取り入れる方法の紹介があったがその方法はいまいち理解できず且つ、実務に取り入れるのは困難だと感じた。
    考え方は参考になるので仮説→実行→検証というひとつのサイクルの中で新しく意識して上記の2つの考えを取り入れていきたい。

  • 先読み力、プロアクティブ。

    自分自身の事だけではなく、そこから一つ輪を大きくしたチーム全体に先読み力を浸透させる方法が書かれています。


    先読み力を身に着けたいと思われる方は勿論、初めて部下を持つ方やリーダーになる方にもオススメです。


    ※ 「スケジュール管理」については手帳活用術系の本からも学べる内容でした。

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