- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534044297
感想・レビュー・書評
-
タイトル詐欺。
内容は課長職向けではあるが「部下とのコミュニケーションのノウハウ」に終始しており、課長としての事業マネジメント術や、何より出世に大切となる部長以上の幹部職との立ち回り方法などが一切書かれていない。それどころか島耕作というフィクションを持ち出して「異端児になれ」など危ういギャンブル精神論を押し出す始末。
部下と円滑にコミュニケーションが取れさえすれば異端児でも短期間での出世は間違い無しなのか?そんなわけなかろう。出世を決めるのは部下ではなく上司なのだ。
内容のメインとなっている部下とのコミュニケーションノウハウについてはそれなりに具体的に記載されているが、想定している部下のタイプが比較的温厚なものに限られており、クラッシャータイプとかメンタル病みタイプとかの対応には役に立たないレベル。
あげくには、上司側の対応方法ではなく「部下はこう課長と対応するべき」といったことが書かれているなど、一体誰に向けての本なのか分からなくなるときがある。
文章が読みやすい、ということだけがプラス点かな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1年目、2年目、3年目の課長におけるやるべきこと、チームビルディングから最終的には自分がいなくても回る組織の作り方、対処法などのノウハウ
-
著書は、トヨタ自動車㈱、日興証券(株)、リーマンブラザーズ証券会社を経て、中小企業診断士の資格を得て1994年に経営コンサルタントとして独立、1996年には㈲会社システムコンフォートを設立。
著書に「ムダな研修」「成果のあがる会議の技術」がある。
数年で課長から部長への階段を駆け上がるには、やらなければいけないことがある。自分の課の業績を伸ばすのは、どんな業種のどんな会社でも当然のこと。
部長になるためには、「チームビルディング」「部下マネジメント」「課長としてのふるまい」の3つの課題をクリアしなければならない。
本書では、その3つの課題を軸として、三年間のうちの課長としての行動の指針を以下の4章にわけて紹介している。
①会社がつまらないのは、課長の責任だ
②1年目 自分のチームがつくれる課長は出世が早い
③2年目 部下をマネジメントできる課長は出世が早い
④3年目 自分の行動に一貫性のある課長は出世が早い
結果が全てであるものの、短期的な結果もさることながらその結果を出し続けることこそが難しい。
三年という期間は長いようで短い。しかし、戦略的にその三年を過ごすのとそうでないのとでは雲泥の差がある。
自分だけではなく、組織としての成長なくしてそれは成し遂げることはできない。
その指針としてはもってこいの一冊であった。 -
なんとなく手に取ったが、良い内容だった。
課長(リーダ)の心構えとして実践していきたい。 -
参考になった。
部下とのよいコミュニケーションの取り方がチーム作りにもマネジメントにも重要である。
部下の話はしっかりと聞いてあげなければならない。 -
基本だがとても重要なことばかり。タイトル勝負なように見えて、実はしっかりした内容。オススメ。
-
新宿、杉並
-
リーダ・課長だけじゃなく、部長を目指す人皆に読んで欲しい本です。
-
081012済み