社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方

著者 :
  • 日本実業出版社
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本棚登録 : 144
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534046567

感想・レビュー・書評

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  • できればお世話になりたくないが、残念ながら手元に置いておきたい一冊ではある。これで解雇ができるとは思わないが、基本的な心構えはよくまとまっていると思う。

  • とても繊細な案件であるが故に、丁寧かつ事前から綿密に計画立てて取り組んでいく必要がある事を深く理解させられた。
    社員全員がハッピーに働ければ幸せであるが、企業においては実現したい「理念・社是」があり、それを実行・共感できない人とは袂を分かつ方がお互い幸せなのかもしれない。

  • 2019/2/6〜2/15

  • 一応合法的なマニュアル本という体裁ではあるが、「過度な退職勧奨で自主退職に追い込む方法」的な部分も散見され、場合によっては違法になる可能性もある。本書の最後で、組合に駆け込まれる、労働審判に持ち込まれると厳しいくなる書いてあるのが証左である(その前に何とかしとけというのが本書の論理)。こういう人が労働局の相談員をやってる事に驚くが。
    退職に追い込む方法がいろいろとパターン整理されているので、労働者サイドがこの手の本を読んで会社のやり口を研究するにはそれなりに役には立つ。

  • ”ゴーイングコンサーン”いわゆる継続的発展を使命とする企業活動において、社員の解雇、給与カットが避けられない場合がある。その場合に、いかにトラブルを防ぎスムーズにリストラを行えばよいかということについて、社会保険労務士の著者が書いた本。

    賃金を下げる、休業日数を増やす、退職勧奨、整理解雇、懲戒解雇の選択や、給与規定の作り方、契約社員と契約解除の行いかた、解雇の行い方、法律上の制限、各種書類(社員指導票・解雇規定・求職規定・給与規定)の作成、労働基準監督署との関わり方などが記されている。

    また、対象となる社員とのコミュニケーションの取り方なども、双方の立場を考慮しながら、細かくアドバイスされている。

    取り扱いづらい内容を、実務の観点からわかりやすく記されていて、人事担当者はもちろん、事業の責任者にとっては必読の本ではないでしょうか。

  • タイトルはかなり挑戦的である。労働者を思いやること、契約という約束を守ることが一番重要である。

  • 嫌な題名だけど、中身は懸命にがんばってる事業主向けの人件費削減注意点。
    o 警告書、指導票の必要性
    o 59歳・60歳退職の失業給付・在老の違い

  • 同じような状況を体験きたので、読んでて実感がある

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