すべての仕事は[逆]から考えるとうまくいく

  • 日本実業出版社
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本棚登録 : 423
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534049445

作品紹介・あらすじ

問題を定義し、できるだけ多くの情報を集め、入念に分析をしてから最後に解決策を考える。この流れでは真のゴールにはなかなか到達できない。BCG&マッキンゼーで磨いた問題解決。プロが実践する結果につなげるシンプルな思考法。

感想・レビュー・書評

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  • 題は簡単だが難しい本。思考は通常 A ならば B の演繹法をとっているので、逆の方向からの思考になるのですが、フレームワークという道具、分析を経て、実践的な解決策に至るアプローチはイメージしにくい。

  • これまでの問題解決の手法とは、発想を異にする本。よく読み込んで、実践に繋げたい。


    以下、注目点
    ・分析は、解決策をテストするために行う。
    ・目標・目的よりも問題を重視している。
    ・イシューツリーはときどき、人を誤った方向に導いてしまう。
    ・方向性、測定可能な目標、クライテリア
    ・大きな理想を掲げておきながら、具体的な行動プランを示さないマネージャーは無視したほうがいい。
    ・いい分析とは、目標に至るための有効な解決策を見つけるのに役立つような質問への、事実に基づいた答えのこと。
    ・複数の解決策の間のトレードオフこそがもっとも中心的なもの。
    ・いいチームは、反対意見が出ても、それを叩き台にして解決策をさらに進化させることができる。
    ・ベストな解決策は、発案者が誰だったのかは関係なく、誰もが「自分が関わった」と実感できるものである。
    ・代替案を提示せずに、目の前の解決策をただ叩くのは最悪である。合意するか、代替案を出すしかない。
    ・ITシステムを一新しないと成功が望めないようなら、よりよい代替案が必ずある。
    ・意志決定とは確実なものでもギャンブルでもなく、きちんとした判断を下すことである。チームは意志決定者に判断材料を与え、判断そのものは意志決定者が下すのである。
    ・経営を変えるには何らかの施策を実行することが必要。
    ・成功のための条件が揃っていないと感じたら、あえて「ノー」と答えること。

  • 頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか? を読んで参考にする

  • ・問題課題に対してでなく目標に対しての解決策を考える
    ・決断そのものは無意味で実行あるのみ
    ・解決策に結び付く分析をする
    ・目標理想はなにか質問する
    ・分析のためのフレームワークをちゃんとつくって立ち返る
    ・データをみたら「so what?」
    ・解決策はトレードオフ
    ・解決策を見つけるときはyes/noではなくテーマに対して案を出しまくる
    ・目標に妥協は許されない。許されるのは施策を最適化するための調整だけ
    ・戦略とはどこで勝負して勝利をおさめるか考えること

  • やっぱり最近ビジネス本が不調。
    これは私のほうの問題だと思うけど。
    本のタイトルの割には、
    結局、何が言いたいのか?
    よく分からなかった…

  • シンプルな内容だけどすっと落ちていく本。
    ゴールを明確にし、その実現のために何をすべきかということだけを集中して考え実行せよ。
    本当にそれだけを主張されましたが、逆のアプローチを採用すると確かに無駄が多いしブレやすいし、言われて納得です。次にビジネスプランを立てるときに意識したいと思いました。

  • 目標からそのための解決策、そして施策を最低2つ考える。
    解決策を忘れて問題にばかり目を向けてしまうのはよくあることだと思う。
    解決策を考えるために、フレームワークを利用した分析・調査を行う。
    この時、何でもかんでも区画掘り下げる必要はなく、重要な箇所を抑えて深く掘り下げるようにする。

  • 2015/3/20

  • 問題解決のためにはまずゴールから考えるということに対して具体的な解決方法が書かれていた。この本を読んで直接問題に答えが出せるというほどまで具体的な内容ではなかったのが残念ではあるが、考え方に関しては納得できるものであった。

  • 現在携わるプロジェクトとマッチする部分も多くためになった。
    問題解決をしようとするとどうしても原因分析や真の原因は?という方向に進み時間が費やされることが多い。
    製造現場のカイゼンならそれでも良いがビジネスの世界で起こる問題は分析するまでもない問題(当事者皆が共通認識を持っている問題)も多い。
    その場合はむしろ解決策やその実行に重点を置いていくべきであるというのが私の所感。

    この本はその考え方にマッチしてた。
    逆から考えるというのはゴールに向けて何に注力すべきか(何に時間をかけるべきか)を考えてからアプローチすること。そのアプローチはゴールによって決まる。

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