- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534049964
作品紹介・あらすじ
取捨選択する、事実をつきとめる、概要をつかむ、重複を洗い出す、敏腕弁護士に学ぶ究極のビジネススキル。情報に飲まれるのでなく、支配するためのテクニックが満載。
感想・レビュー・書評
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・信用性判定要素
1客観的な証拠との整合性があるか?
2供述に一貫性があるか?
3供述に変遷がある場合には、変遷に合理的な理由があるか?
4供述内容が具体的かつ、詳細か?
5供述する人に利害関係がないか?
6供述内容は自然か?
・本早く読むには、慣れも大切。英語の文章最初は早く読めないでしょ。
・東野圭吾、松本清張、渡辺淳一は人の行動に対する理解深まる。
・タイトル読み、キーワード読み、関連読み詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フォトリーデイング的な読み方が重要なんだ・・。
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ためになった
でも、7章は一般的な人向けでは無いと思う -
膨大な資料を迅速・正確に処理できる技術について弁護士の視点から記載された書籍で、あまり見かけないジャンルのビジネス書です。「集中できる環境をつくる」「完璧主義は捨てる」など小難しい理屈がなく、スッと頭の中に筆者の考えが浸透していく感覚を味わえます。わからないことにぶち当たった際の解決方法もあり、自分の今までのやり方と符合する点がありました。「わからないこと」や「疑問点」については直接専門家にあって質問した方がいいと。また「官公庁や研究所などあれば、電話で質問をしても、回答をもらえる場合もあります。」(P71)とのことなのでお役所なども遠慮なく利用してみると役立つと思います。つもらもそうしています。
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論文の山に埋れがちな自分には参考になる記載が幾つかあった。読む前に勝負がついているのかもしれないなぁ、というのが少しばかり分かった。値段相応の収穫。
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「読む前に」とおっしゃられるところはとても共感いたします。いつも負けているかもしれませんのでほんと救われている気がします!「読む前に」とおっしゃられるところはとても共感いたします。いつも負けているかもしれませんのでほんと救われている気がします!2012/12/29
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この本は、仕事で読む文章は何を目的として読むのが大事なのか、という点を改めて気づかせてくれたのがよいところですよね。この本は、仕事で読む文章は何を目的として読むのが大事なのか、という点を改めて気づかせてくれたのがよいところですよね。2012/12/29
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弁護士が書いた、最短時間で大量の情報の中から事実を把握し、成果物としてのレポートにまとめあげるための、情報の集め方やさばきかた。日々の積み重ねとともに、情報を取捨選択したり整理したりするテクニックが必要だという。試してみたくなる。
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この本は、著者が日頃行っている、仕事での思考過程(プロセス)をできる限り言語化し、体系化したものである。
「資料が大量にある場面」を想定して書かれているが、自分がすべきだと思ったことは、時間の使い方を意識することだと思った。
・自分の役割を果たすことを念頭に置く
「自分の役割」を意識しないと、「自分の役割」以外のことに時間をかけてしまい、結果、中途半端な仕事しかできなくなってしまう。与えられた役割が十分に果たせなくなる。
「役割意識」を持つことは、大量の情報を処理するのに重要。
・時間をかけすぎないことを意識する
「限られた時間の中で、最大の成果を出す」
大量の情報をコントロールして、短時間で成果を出すためには、できる限り無駄な時間は使わないことである。最短距離の意識を持つこと。
・まとまった時間をとり、集中して読む―細切れ時間では集中できない
集中できる環境の中で、一挙に読むこと。つまり、集中できる環境づくりが必要。
・完璧主義は捨てる
自分の役割との関係での最短距離を意識する。
・自信が持てないときは、誰よりも多くの時間をかけて読む
できないこと、不馴れなことは、格好付けずに時間をかける!これは無駄な時間ではなく、必要な時間。結果敵には「最短距離」となるはず。
・資料が多くても少なくても、仕事としてやる以上は、ほどよいスピードで、最短距離をめざすべき。そしてそのリズムを持っていることが、本当に大変な仕事にぶつかったときにも、自然と力を発揮できる土壌を作ってくれる。 -
弁護士という職業柄、限られた時間で、大量の資料をいかに読みこなしていくか、まとめていくか、ということをまとめた本。読みやすく、かつ実地に基づく話であり、ハウツーとしては非常に参考になった。
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IT社会の情報整理術かと思ったら、膨大な紙の資料をいかに整理していくかという本。
弁護士という職業ならではの情報整理術はなかなか興味深い内容でした。