「納品」をなくせばうまくいく

著者 :
  • 日本実業出版社
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本棚登録 : 496
感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534051943

感想・レビュー・書評

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  • 著者の会社のホームページを読めば足りそうな内容。

  • 製品ではなく、サービスを提供する点、またコンサルもできるエンジニアであること。顧客満足度・エンジニアの達成感ともに非常に強く感じられ、ベストなビジネスモデルであると感じた。

    また一般的な開発であっても、顧客が真に必要としていることを読み解き、システム化していく点については、共通して重要であり、難しい要素が多いと感じた。

  • 読み終わったー\(^o^)/
    「納品のない受託開発」の提唱本。顧客に付き、段階的にソフトウェア開発を進める受託開発手法でした。

  • 必ずしも全てのSIに適用できる訳ではないものの、適用できるケースであれば、方法論としてはアリだよな。やはりそもそも、事前に机上で全ての業務、データパターン、イレギュラー処理まで設計するのは容易ではないし、その時は出来たとしてもビジネスが進んでいくと実際の業務との差異も生まれてくる。なので、定額請負の中で、少しずつシステムを成長させていくことは、本来理にかなっているはず。ただ、お客様にもベンダーにも高い意識が求められるので、その理解が得られるかが鍵になるのかな。

  • デスマーチを経験して、受託開発のデメリットを実感した中でこの本を読んだ。
    受託開発自体は魅力的な仕事であると思うので、この本に書いてある事が理想的な受託開発だと感じた。

  • 資料ID:98150066
    請求記号:007.35||K
    配置場所:工枚普通図書

    2015年ITエンジニア本ビジネス書部門大賞受賞

  • 事業会社でエンジニアをしている自分にとってはある程度当たり前だと思っていることが、受託会社にとっては画期的なことなんだなぁという感じ。

  • 業界の問題を解決する為に自分でビジネスモデルを作る
    ことは凄いと思う。作者の思想がよく描かれていて理解もできるけど、会社経営の視点でみると最低限の利益を得なければ長期的な経営が難しいのではないかと思う。
    印象としては気の合うエンジニアの集まりに近い感じが
    する。若手を育てる感じはあまりなさそう。

  • ソフトウェアの「成長」をエンジニアが正しく導くことができるのであれば、とても有効な開発方法だと思う。
    ユーザー側も実現したい事や業務の問題点がはっきり見えていないこともあるので、じっくりと対話を行って方向性を決めていけるのはメリットが大きい。
    問題は、エンジニアの引き継ぎが難しくなる点。

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著者プロフィール

株式会社ソニックガーデンの創業者で代表取締役社長。1974年生まれ。京都府出身。小学生からプログラミングを始め、天職と思える仕事に就こうと大手システム会社に入社するも、プログラマ軽視の風潮に挫折。転職も考えたが、会社を変えるためにアジャイル開発を日本に普及させる活動を個人的に開始。会社では、研究開発部門の立ち上げ、社内SNSの企画と開発、オープンソース化をおこない、自ら起業すべく社内ベンチャーを立ち上げるまでに至る。しかし、経営の経験などなかったために当初は大苦戦。徹底的に管理する方法で新規事業はうまくいかないと反省。徐々に管理をなくしていくことで成果をあげる。最終的には事業を軌道に乗せて、その社内ベンチャーをマネジメント・バイ・アウト(経営者による買収)することで独立を果たして、株式会社ソニックガーデンを設立。ソニックガーデンでは、月額定額&成果契約の顧問サービス提供する新しい受託開発のビジネスモデル「納品のない受託開発」を展開。その斬新なビジネスモデルは、船井財団「グレートカンパニーアワード」にてユニークビジネスモデル賞を受賞。

「2023年 『人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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