世界を読み解く経済思想の授業

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  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534053039

感想・レビュー・書評

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  • ・アダムスミス以降の経済思想をわかりやすく解説。基本的教養入門書として最適。
    ・日本の資本主義の倫理はユニークな記述。
     #鈴木正三(しょうさん:1579生):人は毒(貪欲、怒り、愚痴)により内にある仏性の通り生きることが難しい→修業の必要→一般人は修業できない→世俗業務は宗教的修業であり一心不乱に行えば成仏可
     #石門心学(石田梅岩(1685生)ほか):利潤追求心を抑え消費者奉仕すれば合理性重視となり倹約につながる→学校設立・遊説普及→心学的世界観の国民思想化

  • 経済は生き物なんだということを感じさせてくれる一冊。時流に応じてその時々を理解するために学者の皆様は研究をしてきたのだね。
    一読ではなかなか頭に入らない。もう一度読もう。

  • 331.2||Ta

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著者プロフィール

1946年 群馬県生まれ
1976年 九州大学大学院博士課程修了(農業経済)、農学博士
1976年 群馬県勤務、県農業試験場研究員、県農業試験場農業経営課長、
県農林大学校農林学部長、県環境保全課長、県第一課長(企画課)、
県農政課長、県民局長、県理事兼農業局長を経て、2007年3月退職

「2018年 『老農船津伝次平の農法変革論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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