初歩からの経済数学

著者 :
  • 日本評論社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535550445

作品紹介・あらすじ

とっつきにくく難解とされる経済数学だが、本書は行列、対数、微分などを高校レベルまで戻って解説し、厳密さよりも数学をどんな場合に使うべきかを実例をもとに説く。今回、練習問題を充実させ、解答も付した。

感想・レビュー・書評

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  • 【書誌情報】
    『初歩からの経済数学[第2版]』
    著者:三土修平
    定価:3,520円(本体価格 3,200円)
    発刊年月 1996.01
    旧ISBN 4-535-55044-1
    ISBN 978-4-535-55044-5
    判型 A5判
    ページ数 320
    Cコード C3033
    ジャンル:経済理論
    難易度:初級

    とっつきにくく難解とされる経済数学だが、本書は行列、対数、微分などを高校レベルまで戻って解説し、厳密さよりも数学をどんな場合に使うべきかを実例をもとに説く。今回、練習問題を充実させ、解答も付した。
    https://www.nippyo.co.jp/shop/book/238.html

    【簡易目次】
    序章 最初にひとこと……
    第1部 入門編
    第1章 投入産出表の数学
    第2章 いろいろな関数
    第3章 微分の概念とその計算
    第4章 関数と微分の応用
    第5章 積分とその応用
    第2部 線形代数編
    第6章 線形空間とベクトル
    第7章 線形写像と行列
    第8章 正方行列の固有値と累乗
    第9章 固有値問題の応用
    第10章 線形方程式の解の構造
    第11章 行列式とその応用
    第3部 解析学編
    第12章 多変数関数の微分
    第13章 多変数関数の極値問題
    第14章 同次関数
    第15章 関数方程式(1)
    第16章 関数方程式(2)
    第17章 関数方程式(3)
    今後の学習のために
    練習問題略解
    索引

  • 大学の数学のゼミで読んだ本。

    扱っている数学のトピックに対応して
    経済理論を説明しているため、
    数学の概念を通して経済理論が理解できる。
    私はこの本で限界概念が腑に落ちた。

    微積、線形代数、微分方程式の触りを扱っているものの、
    残念ながら位相に関しては扱っておらず、
    この一冊で学部レベルの数学をカバーできるとは言い難い。

    入門レベルの経済学を終え、
    数学を用いて経済理論を理解したり、
    経済理論を数式で表現するステップの人に対して、
    オススメできる本。

  • 現実は「多変数の非線形写像」である。これを微分積分学と線形代数学の組合せで把握しようというのが経済数学をはじめとする応用数学である。

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著者プロフィール

元・東京理科大学理学部教授

「2022年 『初歩からの多変量統計 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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