福祉で町がよみがえる: 介護保険と自治体戦略

著者 : 岡本祐三

• 日本評論社 (1998年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

この国の再生をめざして、いま福祉政策が立ち上がる。鮮烈な野心に満ちた自治体の実践。福祉は高齢社会の基幹産業。介護保険時代の地域経済の可能性を探る。

感想・レビュー・書評

[kakabalikaさんの感想 · 2015年11月30日]

2000年の介護保険導入前の本。高齢化率15%が平均の時代。
介護保険導入時には、経済効果として無貨幣労働の介護を貨幣化することで雇用の創出、社会的費用の縮減、内需拡大があわれていた。
最上町は高齢化と過疎化を福祉の充実により克服したというが、国からの補助金をうまく活用しているだけにみえる。