- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784535781733
作品紹介・あらすじ
線型、非線型の微分方程式をタイプで分けて扱いながら、自然科学や社会科学の30分野にわたる豊富な事例で数学モデルを作り、分かりやすく解析していく。まさしくツールとしての微分方程式、数学モデルの醍醐味を味わえる、活きた入門書。
感想・レビュー・書評
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3307円購入2011-06-28
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物理学の諸領域を数学的に記述することの面白さを教えてくれるテキスト。、この世界(自然科学分野と社会科学分野)を解釈する思考訓練としても有用なので、文科系の方々にも基礎的な数学書を傍らに置きながら読んでいただきたい本である。私にとっては終生忘れ得ぬであろう一冊となった。
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微分方程式って現実の問題で使えるな、という気にさせてくれる本。
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微分方程式の、現実問題への使い方が書いてある。基礎の理解にも役立ちます。
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はい。参考になったような気がします。
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式変形により答えの求まる常備分方程式の例題集.人口増加予測や感覚器官の刺激・伝染病の伝播などが例題に採用されており,鉛筆を動かしているだけで楽しい.前書きでは「モデルの仮定→数式化→解く→検証」と数学モデルを説明しているが,例題の中にはいきなり「○○の法則があり〜」などと持ち出しているので,数学モデルを作る訓練は本格的にはできない.モデル化できる常備分方程式は限られているので,それらをサクッと網羅するには最適な本.
扱っている常備分方程式は「dy/dx=ky」「dy/dx=f(x)g(x)」「dy/dx+P(x)y=Q(x)」「d2y/dx2+a(dy/dx)+by=f(x)」「d2y/dx2=f(y,dy/dx,x)」「dx/dt=F(x,y), dy/dt=G(x,y)」の6つ.