- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784535788756
作品紹介・あらすじ
情報技術(ICT)の進歩によりデータ量は膨大になったが、適切に扱う道具立ては十分でない。SNSが発達した現代における必読書。
感想・レビュー・書評
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序文を読んだところでは従来の枠を越えた情報学の基礎を概観されるのかとワクワクしたが、結局、資料の整理、検索という話に収束していきちょっと期待外れだった。
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データを含む情報学の本。AIやデータサイエンスと思ったら大間違いで、その根本のデータの話
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本を読んだり、調べたり、考え事をメモしたり……、Evernoteではないけれども色々メモを保存していると「あれ、どこだっけ?」といった事態に陥ってしまうこと多々。
タグ……は付けているけれども、タグや検索で追えないこともしばしば。
情報ってどう整理していけばいいんだろう?と悶々と自己流でやってきたので考え方としてとても参考になった。 -
請求記号 007/B 82
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情報学に関する初学者向けの図書。専門的・技術的な情報ではなく、人間の知識や日常生活における情報を取り扱う。
情報社会では、資料が他者に影響を与える。資料は、社会的なものであり、文化を形づくる。今の社会は「個人が資料を利用して利益を得る社会」から、「資料という体制が個人に影響を与え、コントロールし、個人から利益を得ようとする社会」に変化したと述べられる。
情報と社会の関係をわかりやすく述べている図書だった。ほかにもメタデータや適合性という曖昧なテーマ、情報の組織化、評価などの章がある。