シリーズ進化生物学の新潮流 老化という生存戦略 NBS (日評ベーシック・シリーズ)

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  • 日本評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535806542

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  • 進化とは部分改良の集積。大々的な設計変更はめったに行われない。
    鳥の羽は前足が変化したもの。上肢を犠牲にした。背中に翼を持った天使は想像上のもの。

    老化とは死にやすくなること=4大死因=がん、脳卒中、心筋梗塞、肺炎

    寝たきりの一歩手前=フレイル(衰弱)=よぼよぼ=体重減少、疲れやすい、筋力低下、歩行スピード低下、身体活動性低下のうち3つ。

    老化とは、異常なものが蓄積するか正常なものが欠乏するか。

    脳、肺、骨はスカスカになる。
    萎縮性胃炎=線維化と萎縮。
    ホルモンの欠乏=老化の原因とはかぎらない。補充療法が解決できない問題がある。

    二足歩行と巨大化がトレードオフにしたもの=脳の血管の未発達が脳卒中を引き起こす
    ミトコンドリアのエネルギー生成=酸化ストレス

    ヒトの寿命は50歳まではプログラムされている。

    テロメア=回数券説

    ミトコンドリアのオートファジー機能=ミトファジー。

    低酸素に対応する方法=赤血球の増加または血流増加。ヘモグロビンが増加すると頭痛などの症状が出る可能性がある。

    すべての細胞は老化する=複製老化=テロメアによる複写のエラー。

    カロリー制限=sir2遺伝子=レスベラトール=フレンチパラドックス=赤ワインに含まれる量は微量。

    カロリー制限が有効か。1日一食、2日に一度絶食など野生動物の環境に近い方法が有効かもしれない。
    健常高齢者のカロリー制限は無謀。

    飢餓対応遺伝子(サーチュイン、AMPキナーゼ、TORキナーゼなど)。
    子供時代に飢餓を体験すると、成人になって糖尿病が多い。

    2足歩行とのトレードオフ=腰痛、高血圧

    草食動物は塩分摂取ができない。ナトリウムが豊富なヨーロッパアジアで高血圧になった。

    雑食化=植物を消化するための細菌との共生=ピロリ菌による萎縮性胃炎。
    ピロリ菌を除去すると胃酸過多で逆流性胃炎になりやすい。

    空気呼吸のための肺=細菌性肺炎を引き起こしやすい。
    鳥類や爬虫類は咀嚼せずに飲み込む。哺乳類は咀嚼して栄養を吸収しないとエネルギー不足になる。=誤嚥の原因=誤嚥性肺炎。

    夜勤でがんが増える。
    アフリカ脱出でビタミンD不足。

  • 請求記号 491.358/Ko 73

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著者プロフィール

京都大学医学部附属病院高齢者医療ユニット・糖尿病内分泌栄養内科、医学博士。

「2015年 『シリーズ進化生物学の新潮流 老化という生存戦略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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