ギフト± (14) (ニチブンコミックス)

著者 : ナガテ・ユカ

• 日本文芸社 (2018年12月19日発売)

作品紹介・あらすじ

闇に葬られたかに見えた「プティシャトン」。 その顧客リストを手に入れた人間が 動き出したと知ったリュウは加藤と再び接触する。 そんな中、タカシらが追っていたクジラ候補が失踪。 その裏には浅はかな「模倣犯」の存在が――。 深き闇が層を成す！ 圧倒的重厚感で話題沸騰“臓器売買”ミステリー14巻！！

感想・レビュー・書評

[charmie11さんの感想 · 2021年9月4日]

HDDを持っている瑞希に引き返すなら今だと忠告する加藤．加藤はどこまで把握しているのか．そのタイミングで電話をかけてくるリュウ．プティシャトンが蘇ったことを伝える．

真琴のマネをしてからクラスメイトとも普通に話す環．自分を監視していた同級生を心配する．
あーやっぱり同級生は死んでたんだ．遺体を始末した連中はなぜか遺体が見つかることを恐れていない．何なんだ．
リュウはプティシャトン側の先生から連絡があったと加藤に伝える．リュウはプティシャトンに潜入捜査していた．プティシャトン側の先生はリュウにかつてプティシャトンでリュウと働いていた人間の始末を頼まれる．こいつがヤンか．ヤンはプティシャトンの顧客リストを持っている．ヤンは殺した同級生の携帯電話をチェックして，環の写真を見つける．

環は同級生が死んだことを知っている．加藤からタカシ経由で得たのかな．同級生の元カレを脅す．

SNSに流れたクジラの情報を参考に，同じことを始めた兄弟．えー祭か炊き出しで提供するカレーに人肉使ってるの？子供の頃母親を殺して，空腹でその肉食ったのか．タカシ・加藤が追っていたクジラを横取りしたのが，この安西兄弟．加藤の調査により，タカシは安西兄弟がクジラを盗んだこと，過去に母親を殺害・遺体損壊したことまで把握する．環にあっさり捕まる兄弟．加藤は兄弟の住処を捜索し，闇サイトで臓器を出品していたことまで見つける．兄弟を監禁して個別に尋問．実は弟はイヤイヤ兄に付き合っていた．兄は母親のカレーを作ったときに俺に従えとかなり強い口調で命令していた．

あー人肉食をして過去から，感染症にかかっていることを心配している．兄の方をクジラとして解体．弟はどうなった？

同級生を殺した男を換気しているヤン．ヤンは過去の復習としてプティシャトンの顧客リストに載っている人間を殺していく．次々と見つかるヤンに殺された人間の死体．

阿藤のHDDから高校生のリストを探し出し，環の高校を探る瑞希

[あんコさんの感想 · 2019年1月8日]

環の同級生の真穂が"売り"で客に酷い扱いを受け死亡。
遺体が東京湾で見つかるが
その一件に絡んでる楊は過去に"プティシャトン"で働いていた男だった…。

そして"鯨狩り"の模倣犯の兄弟…。

なんて言うか新たな展開ばっかしで先が見えない/（´ヘ｀;）＼
先が見えない分面白いんだけど、
こうゆうのがダラダラ続いてもなぁ…
いつ終盤に差し掛かるんだろう？
どこもかしこも闇だらけ～
まぁ…臓器売買がテーマだから仕方ないか？Σ(´Д｀；)　

環の笑顔が…
威嚇の笑顔は怖いかも？((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

[漫画狂子さんの感想 · 2018年12月20日]

闇の世界の恐ろしさをまざまざと感じさせる作品。
キャラクターの心境を口角一つで絶妙に表現しているところがスゴイ。