もっと知りたい経皮毒: 危険な日用品から家族を守る 健康な子どもに育つ母と子の経皮毒スクール
- 日本文芸社 (2007年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784537255355
感想・レビュー・書評
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今日は、雪でしたね。家にいたんで、こんな本を読んでました。
経皮毒。
シャンプーやリンス、キッチンで使う界面活性剤、化粧品や薬にも含まれるような、皮膚を通して体内に取り込まれる「微量であれば問題ない」とされる有害物質のこと。
微量であれば、ね。
確かに1度使うくらいであれば問題はないかもしれないけど、、、
毎日風呂に入らない人っていないでしょ。
皿洗うのに界面活性剤使わない人っていないでしょ。
いっつもすっぴんでいる女の人も少ないと思うけど。
体調が優れなければ、薬も使うしね。
ってわけで、他にも、食べ物に含まれる有害物質ももちろんあるし、毎日そんな毒を体内に取り込み続けてるわけですね。僕らは。
そんな毒は、一応90%以上は肝臓で解毒されたりしてなくなってしまうらしいけど、それはつまり「100%ではない」ことを意味しているわけで、ちょっと危険かな、とか思うわけです。
現代に生きる人の、ストレスへの耐性が落ちていることとか、免疫力が落ちていることも無関係ではないのかもしれないな、と。
さらに、この毒はチリツモで自分の体内に残り、遺伝性を持ってるそうな。
自分が気にせず使った有害シャンプーや、薬によって、自分達の子供や孫が致命的なダメージを受けて生まれてくるとしたら、それってなんとも悲しいなと思います。
実際、そんな現象のいい例が水俣病とかの公害であることは、みなさんのよく知るところですかね。
でも、そんな状況だけど手がないわけじゃない。
デトックスってまさに解毒のことらしいけど、たくさん汗をかいたり、水を飲んで中和させることとか、日常生活の中でもできることはある、とのことでした。
こういうことは、興味ない人は興味ないのかもしれないけど、ちょっと気をつけてみようと思った1冊でした。