日本の古典はエロが9割 ちんまん日本文学史

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  • 日本文芸社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537261431

作品紹介・あらすじ

お堅いイメージで敷居の高い古典文学。だが、実際は、「本当はエロい」話の宝庫! 本書は、古典文学の性愛にまつわる内容に焦点を当ててライトに紹介しながら、その魅力に「裏口」から迫る文学入門。『古事記』『源氏物語』などメジャーな作品から、近松や西鶴、さらには近世の奇談集などあまり知られていないものまで、ありとあらゆる性模様が展開される本書を読めば、エロ、グロ、BL、なんでもありの性事情と、日本古典文学の全貌がすべてわかる!

感想・レビュー・書評

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  • <目次>
    第1章  性=生=政の時代 日本神話のちんまん模様
    第2章  「まん葉」時代のエロスは底抜け
    第3章  『源氏物語』~奥ゆかしさの裏の過激なエロス
    第4章  仏の道もちんまん ゆるい日本仏教のセックス観
    第5章  エロスとホラーは紙一重 近世の不条理な性愛話

    <内容>
    日本古典文学をこよなく愛するライター。その紹介はなかなか面白い。少しエロス寄りな作品が多いけど…。今回は、「週刊漫画ゴラク」に連載されたものを中心に、加筆訂正したもの。第5章はネタ的にちょっとつらいかな?もっとエロいのがたくさんあるけど、そっちはストレートなので。『源氏物語』や中世の仏教説話は面白かった。

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著者プロフィール

1961年横浜市生まれ。古典エッセイスト。早稲田大学第一文学部日本史学専攻。個人全訳『源氏物語』全六巻、『源氏の男はみんなサイテー』『カラダで感じる源氏物語』『ブス論』『愛とまぐはひの古事記』『女嫌いの平家物語』(以上、ちくま文庫)、『快楽でよみとく古典文学』(小学館)、『ひかりナビで読む竹取物語』(文春文庫)、『本当はひどかった昔の日本』(新潮社)など著書多数。

「2016年 『文庫 昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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