「牛が消えた村」で種をまく: 「までい」な村の仲間とともに (それでも「ふるさと」)

  • 農山漁村文化協会
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784540171871

作品紹介・あらすじ

家族や仲間と牛飼いや村づくり取り組み、原発災害で牛が消えた後も再び草を刈り、種をまき、地域のリーダーとして挑戦を続ける元酪農家の姿を活写、困難な中で悩みながらも立ち上っていく人間の再生の可能性を描く。

感想・レビュー・書評

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  •  フクシマを忘れず考えていくために。

  • [墨田区図書館]

    図書館でこの本のシリーズの別の一冊を発見。中学年以上なら読んであげられそう。

  • 辛い現実がそこにはあって、また前を見て進もうとしている。

  • 彼らの現状が切ないです。

  • <東北の本棚>原発事故後の闘い追う | レビュー | Book Bang -ブックバン-
    https://www.bookbang.jp/review/article/556039

    農山漁村文化協会のPR
    「牛が消えた村」で種をまく
    ―「までい」な村の仲間とともに―

    「日本一、美しい村」とよばれた村が、福島県の北東部、阿武隈山地にありました。その村「飯舘」は「までい」な村とよばれます。

    「までい」とは、この地方のことばで、「手間ひまかけて」「ていねいに」「心をこめて」といった意味があります。

    この村の美しさは、村の人たちが、「までい」に田畑をたがやし、牛を飼い、村づくりを続けてきたたまものでした。乳牛50頭を飼う長谷川健一さんも、酪農家の仕事のかたわら地域の区長として、「美しい村」づくりを率先してきました。

    その村に、放射性物質が降り注ぎました。そして、村には全村避難の指示が出され、「美しい村」は、「だれも住まない村」「牛が消えた村」になってしまったのです。

    それでも、長谷川さんは「美しい村」が、家族や仲間とともに暮らした家や集落が、荒れ果てていくのを、ただ見ていることはできませんでした。

    そこで、ふたたび、仲間とともに草を刈り、畑をたがやし、種をまきはじめます。
    http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54017187/

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