民主主義を問いなおす (内山節と語る未来社会のデザイン 1)

著者 :
  • 農山漁村文化協会
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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784540201769

作品紹介・あらすじ

デマゴーグ政治の跋扈や国家独立問題、そしてコロナ禍と、世界は分解と混乱を極めている。それは、近代国家やそのもとでの「民主主義・自由・平等」のもつ欺瞞が限界を露呈したからではないのか。ゆきづまる近代的世界を超えて、どのような未来社会を構想するのか。その答えを、伝統社会、そして農山村で活発化する伝統回帰の動きのなかにみいだす。自然と人間の関係、労働や共同体をめぐる独自の思想を構築してきた在野の哲学者が語った政治・社会論。

感想・レビュー・書評

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  • できるだけ平易な言葉で近代共同体の限界とこれからの処方箋を示していてわかりやすい。特に「今の日本の政治はポピュリズムではなくデマゴーグの政治」との指摘は腑に落ちる。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/566693

  • 東2法経図・6F開架:304A/U25u/1/K

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著者プロフィール

内山 節:1950年、東京生まれ。哲学者。1970年代から東京と群馬県上野村を往復して暮らす。NPO法人・森づくりフォーラム代表理事。『かがり火』編集長。東北農家の会、九州農家の会などで講師を務める。立教大学大学院教授、東京大学講師などを歴任。

「2021年 『BIOCITY ビオシティ 88号 ガイアの危機と生命圏(BIO)デザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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