- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560027080
作品紹介・あらすじ
「無言館」館長がやさしく語る、絵の前に立つという行為。
感想・レビュー・書評
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自分が自由に描く分、人が自由に描いたものを否定しない。
それでいいんだと
荷物が軽くなった。
わからない愉しさもある、とても大事詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「絵ってよく分からない…。」や「ピカソが何をかいているのか、ピカソの絵ってすごいの?」という話をよく耳にします。実際私もよく分かっていませんし、そういった感覚にとらわれがちです。この本には、絵の見かたが描かれています。ただし、構成が~とか、配色が~とかいう難しいことは書かれていません。今まで分からずに遠ざけているひとが、より親しみを持てるような絵の見方を教えてくれています。『絵を見るヒント』を読んで、日曜日には足をはこんでみませんか?そのあと、カフェでくつろぐのも忘れずにね。【中央館2F-東7 720.79/KU】
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すぐれた書評家とそうでない書評家、好きな書評家とそうでない書評家がいるのは当然のことなのに、美術評論家については考えたことがなかった。
この本は、絵を見るヒントというよりむしろ、よい評論家に出会うヒント、よい美術館に出会うヒントが書かれた本である。著者もまた、絵画への愛にあふれたよい評論家であり美術館長である。
読みたいと思ったもの:
小林秀雄『ゴッホの手紙』『無常といふ事』
坂崎乙郎『絵とは何か』
瀬木慎一『名画の値段』
梅野隆『美の狩人』
行きたいと思ったところ:
大川美術館、梅野記念絵画館、佐喜眞美術館 -
絵は知識もいらず直感でみていい。
最後のほうは少し内容に飽きてしまった… -
好きな絵との出会いは恋人との出会い。
美術館に行く時は裸の状態で見る。(精神的な方で)
順番に見なくてもいい、好きな作品に出会えたら素敵だ。
好きな作品に出会ったら、デートを何回も重ねて親交を深める。それはまるで作品を通して作家と仲良くなるように。 -
絵に対する、アレルギーをなくしてくれる。
肩肘張らずにお気に入りの一枚をさがせばいいよ、という気楽さがいい。 -
まぁ・・・生徒の受験の小論対策のために、と言ったところですが、ちょっと思ったのと違ったかな。
ただ、もっと自由に見て良い、って認めてくれるのは、嬉しいかなぁ、なんて思ったり。 -
美術館が今までより100倍楽しめそうです。
共感できる部分がたくさんあってよかったです。