ナイス・エイジ

  • 白水社
3.82
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本棚登録 : 29
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560035283

感想・レビュー・書評

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  • 2006年の再演を観たことを思い出して、どんな風に書かれていたのかふと気になって読んでみた。
    上演もすごく笑いが多くて面白くて、だけど最後がちょっと切なかったような記憶があったのだけど、戯曲を読んでその時の気持ちがもう一度浮かんできた。
    観た再演からもう8年くらい経っているけど、すごく面白い。戯曲読んでるだけでも笑える。もう一度上演を観たい。

  • 戯曲の時点で相当面白かったし、舞台も本当に面白かった。

  • 登場人物が多い!けど理解できるあたりKERAさんすげー。

  • ノリはおばか。なのに、考えさせられる。

  • ユリイカの臨時増刊号に触発され、古本で購入後本棚の肥やしとなっていたこの戯曲を引っ張り出してきたのが4日前。ナイス・エイジといえば無論YMO、しかし実際に劇中で使われたのはデキシード・ザ・エモンズによるカヴァー・ヴァージョンらしい。ナイロン100℃の演劇をただの一度も観ていない自分のような者にこの戯曲を云々する資格はなさそうだが、様々な時代を縦横無尽のイマジネーションで駆け抜けた最果てに待つ虚無的な幕引きは強烈な印象を与えてくれる。何も変わらず、凡てを忘れ去ってもなお、それは〈素晴らしい時代〉なのだ。

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著者プロフィール

ケラリーノ・サンドロヴィッチ
劇作家、演出家、映画監督、音楽家。1963年1月3日生まれ。
1982年ニューウェイヴバンド「有頂天」を結成。またインディーズ・レーベル「ナゴムレコード」を立ち上げ、70を超えるレコード、CDをプロデュースする。並行して1985年に「劇団健康」を旗揚げ、演劇活動を開始、1993年に「ナイロン100℃」を始動。1999年『フローズン・ビーチ』で第43回岸田國士戯曲賞を受賞、現在は同賞の選考委員を務める。演劇活動では劇団公演に加え「KERA・MAP」、「ケムリ研究室」などのユニットも主宰。2018年秋の紫綬褒章を受章。ほか、各種演劇賞受賞歴多数。音楽活動ではソロ活動の他、2014年に再結成されたバンド「有頂天」、「KERA&Broken Flowers」でボーカルを務める。鈴木慶一氏とのユニット「No Lie-Sense」等、各種ユニットでライブ活動や新譜リリースを精力的に続行中。

「2022年 『世界は笑う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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