- Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560072301
作品紹介・あらすじ
疫病による人類滅亡を予言した驚愕のSF。ウィルスで中国の絶滅を図る衝撃作「比類なき侵略」、評論「人間の漂流」を併録。柴田元幸氏推薦!
感想・レビュー・書評
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ジャックロンドンの社会を見つめる視座を表す3篇。
細菌兵器によって滅亡に瀕した人類のその後を描いた表題作。人類史の観点で(執筆寺からの)来たるべき未来、過去を論じた2篇。
作家の想像力は、驚くほどの精度で今を描き出していた。 -
未知のウイルスによって世界が混沌に陥った2020年。より前に書かれたもの。事実は小説より奇なり、か。
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2021年7月期展示本です。
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武漢肺炎ウイルスで話題になった小説との事で、読んでみた。
赤死病が全世界を滅ぼして数十年がたった後の話。疫病蔓延の回想は、ゾンビ映画を見ているようで迫力があって面白かった。
老人の回想話なので。回想そのものは面白かったが、前後の廃墟と文明の破壊されている「現在」は、そんなに力を入れて書かれていないように感じた。すぐに読み終る中編程度の小説。
星三つ。 -
現代を振り返るみたいな感じで昔流行った病気を振り返っていて面白い。