エーリヒ・ケストナー　謎を秘めた啓蒙家の生涯

著者 : スヴェン・ハヌシェク 藤川芳朗

• 白水社 (2010年10月29日発売)

作品紹介・あらすじ

矛盾をはらんだ国民作家の実像。綱渡りの人生を容赦なく描く。出生の謎、ナチ政権下での"抵抗"の実際、母親や恋人たちとの異常なほどの関係等々、矛盾をはらんだ大国民作家の実像に容赦なく迫る評伝の白眉。

感想・レビュー・書評

[エイプリルレインさんの感想 · 2023年1月14日]

ケストナーの「飛ぶ教室」が大好きで、この時代ナチスによって焚書があったり、作中にお母さんが出てきたり、一体どんな人なんだろうと、図書館で見つけて読んでみた。児童書のもつニュアンスから作者のことを軽く判断するのはあまりよくないかも。と感じた。その作品が好きならそれでいい。