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- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560082584
作品紹介・あらすじ
なぜ自分を捨てた父を許せたのか?奇跡の再会から30数年を経て、無言館館主が書き下ろす文豪の生涯。
感想・レビュー・書評
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水上勉を読み進めるは、全集で何十冊、楽しみだが、骨もおれる。日本はいまだに搾取社会。その底辺から上り詰めた人気作家は人間くさい。日本人とし、読むべき作家のひとり、水上勉。
その人間臭さを、側面から観察し書いた本。
暴露本というより、実物大の父について詳細を考察。
水上勉を読んで理解するに、役立つ。
文章は、水上勉にはおよばずとも、まあ読みやすい。
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衝撃的な再開を果たした父子のその後の交流は、双方にとって意味あるものとなったようだ。放浪癖、普請癖、そして艶福家(?)を父からの遺伝としたとする息子。
作家・水上勉の作家、そして晩年の個人像に迫る好書。 -
教え子に導かれて読み始める。すすめられていた、「無言館」所蔵の絵葉書、三浦綾子記念館で展示され見入る。見本林の桜が満開だった。
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