海賊党の思想: フリーダウンロードと液体民主主義

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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560082904

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  •  インターネットでの自由を掲げヨーロッパで新たな政治勢力となる気配を見せる海賊党の解説本。

     海賊党の成り立ちからヨーロッパ各国での活躍、海賊党の主張や思想について書かれている。
     海賊党は単にコピーの自由を訴えるワン・イシューの政党ではなく、ネットを通じて自由な社会をつくろうという思想の政党なのだと分かる。
     ネットを使った直接民主主義に近い形の液体民主主義というワードは数年後にはもっと知られたものになるだろうと思う。

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著者プロフィール

1944年香川県生まれ。現在、関西大学名誉教授、ワイマル古典文学研究所、ジーゲン大学留学。ドイツ文化論、比較文化論専攻。
主要著作
『魔女とカルトのドイツ史』(講談社現代新書)、『ナチスと隕石仏像』(集英社新書)、『「笛吹き男」の正体』(筑摩選書)、『図説 ヨーロッパの装飾文様』(河出書房新社)、『現代ドイツを知るための67章』(明石書店、編著)、『ポスト・コロナの文明論』(明石書店)など多数。

「2023年 『ベルリンを知るための52章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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