サウンド・バイツ: フランツ・フェルディナンドの世界グルメツア-

著者 : アレックス・カプラノス 実川元子

• 白水社 (2008年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

グラスゴー発、ロックと胃袋のワールドツアー。ツアー食はもううんざり、目指すはまだ見ぬご当地グルメ!20カ国40都市、B級グルメからミシュラン星つきレストランまでを食べつくす「異食」のエッセイ。巻末レストランガイド付き。

感想・レビュー・書評

[菜穂子さんの感想 · 2014年6月1日]

あぁやっぱりアレックスはおかしなオジサンであることがわかった。世界にはわたしの知らない食べ物がたくさんある。それをちゃんと説明するアレックスの教養と知識の深さ。ペーパーバックになってる原書を読んでみたい、固有名詞に対応できる自信はまるでないけれど。

[ryo009さんの感想 · 2012年10月8日]

読み終わったあと、旅に出たくなる。本の中の料理を食べてみたいのはもちろん、そこへ行ってみたくなる。

[アヤカ (*ﾟ−ﾟ)さんの感想 · 2010年3月22日]

「グラスゴー発、ロックと胃袋のワールドツアー」

フランツのVo.アレックスによるグルメエッセイ。
ワールドツアー中に出会った各国のB級グルメに果敢に挑戦するアレ様。

とても面白かった！
特に日本でのエピソードはある意味新鮮。

しかし、アレックス・・・細いのによく食べるな！！

[burioさんの感想 · 2009年3月2日]

フランツ・フェルディナンドのボーカル、アレックスがツアーで訪れた先々の国での食事を書き綴る。ガーディアン紙の連載をまとめたもの。

アレックス自身がその昔厨房で働いていた時のエピソードなども織り込まれていて、その辺が食べ物批評に信頼を与えていると思う。

とても砕けた感じのエッセイ風の文章。とはいえ、普通のグルメ本とも少し違う。フランツ・フェルディナンドと食べ物が好きな方にお勧めです。