メルロ=ポンティ哲学者事典(第三巻):歴史の発見・実存と弁証法・「外部」の哲学者たち

制作 : モーリス・メルロ=ポンティ 
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  • Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560093139

作品紹介・あらすじ

もれなく哲学がわかる、考える人の座右の「友」
 この事典は、モーリス・メルロ=ポンティ総監修のもと刊行された、『著名な哲学者たち(レ・フィロゾフ・セレーブル)』の全訳をもとにしつつ、それを今日的な視点から増補し、わが国の読者の需要に応えられるよう作成されています。
 まず初めに、各巻のサブタイトルどおり包括された「各章」ごとに、メルロ=ポンティによる《総論》が提示されます。次に、時代・場所・学派・主義・傾向などをキーワードとする「見出し」ごとに、著名な哲学者たちの「列伝項目」が続いて、《哲学史要覧》の体裁となります。また、哲学史のなかにおいて画期的と思われる「哲学の巨人たち」は、くわしく紹介すべく、図版とともに《肖像》が描き出され(思潮のなかに挿入されて論じられ)ています。日本語版では情報をアップデートすべく、もれなく翻訳者・監訳者による訳註や《補記》も完備しました。
 第1回配本の第三巻は、シェリング、ヘーゲル、コント、マルクス、ニーチェ、ブロンデル、クローチェ、アラン、ラッセル、フッサール、シェーラー、ハイデガー、サルトル……おもに19〜20世紀に活躍した300名超の「セレブな哲学者たち」を収録。若きドゥルーズによるベルクソン論の初出文献でもあります。

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著者プロフィール

モーリス・メルロ=ポンティ(Maurice Merleau-Ponty)
1908年3月14日 ―1961年5月3日。フランス南西部の大西洋に面したロシュフォール・シュル・メールに生まれる。若くして父を失い、母と兄妹と親密な家庭環境の中で育つ。後に一家はパリに転居。いくつかの高等中学校(リセ)を経て、1926年、フランスのエリート養成機関である高等師範学校に入学。そこでサルトル、ボーヴォワール、ポール・ニザン、レイモン・アロン、レヴィ=ストロースなど、後に20世紀前半の思想界を担っていく俊英たちと知り合う。1930年、大学教授資格試験に合格。高等中学校、高等師範学校の教師を経た後、ナチ占領下でレジスタンス運動に参加。1942年に『行動の構造』、1945年に『知覚の現象学』を発表し、両著によって博士号を取得。サルトル等とともに共産主義を基調とした雑誌『レ・タン・モデルヌ』を創刊するが、米ソ冷戦の激化、朝鮮戦争勃発等を機にサルトルと袂を分かち、『レ・タン・モデルヌ』を離れる。この間、リヨン大学、パリ大学教授等を歴任。1953年、コレージュ・ド・フランス教授に就任。1961年、心臓発作にて急逝。上記著作の他、『意味と無意味』、『ヒューマニズムとテロル』、『弁証法の冒険』、『シーニュ』、未完の著作に『世界の散文』、『見えるものと見えないもの』等。

「2015年 『メルロ=ポンティ『眼と精神』を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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