- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560098349
作品紹介・あらすじ
2019年4月15日、世界遺産である築800年の大寺院が炎に包まれた。その比類ない歴史を見つめ、国家の象徴となった道程を辿る。
感想・レビュー・書評
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商業主義に取り込まれる文化遺産(ル・モンド・ディプロマティーク日本語版)
http://www.diplo.jp/articles20/2006-04NotreDame.html
ノートルダム - 白水社
https://www.hakusuisha.co.jp/smp/book/b558123.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パリのシンボルの1つでかんこうめいしょでもあったノートルダム大聖堂に悲劇が起こった。2019年4月15日の宵の出来事だった。炎に包まれたノートルダムは全焼は免れたが、損害は大きかった。
そんなノートルダムだが、建設されたのは12世紀半ばだった。当時のパリは、27万人の住むヨーロッパ最大の都市だった。出来上がるまでいろいろなドラマがあった。
出来上がって以降もフランス革命、ナポレオン戴冠式、ナチスドイツ侵攻、ド・ゴール将軍によるパリ解放など時代の節目に立ち会ってきた。
いつ元のノートルダム大聖堂を見ることができるのか気になる。2024年には一般公開を再開したいと文化相が今年、議会で述べた。再建をめぐっていろいろあり簡単にはいかないようだ。 -
12世紀の創建から850年に亘る「ノートルダム・ド・パリ」(ユゴーの小説)の世界を大事件をベースに綴る、寺院、パリそしてフランスの大河歴史書。2019年の大火災の顛末、修復計画の内幕を披露、フランス人の魂を語る力作。