ノートルダム:フランスの魂

  • 白水社
3.67
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 45
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560098349

作品紹介・あらすじ

2019年4月15日、世界遺産である築800年の大寺院が炎に包まれた。その比類ない歴史を見つめ、国家の象徴となった道程を辿る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 商業主義に取り込まれる文化遺産(ル・モンド・ディプロマティーク日本語版)
    http://www.diplo.jp/articles20/2006-04NotreDame.html

    ノートルダム - 白水社
    https://www.hakusuisha.co.jp/smp/book/b558123.html

  • パリのシンボルの1つでかんこうめいしょでもあったノートルダム大聖堂に悲劇が起こった。2019年4月15日の宵の出来事だった。炎に包まれたノートルダムは全焼は免れたが、損害は大きかった。




    そんなノートルダムだが、建設されたのは12世紀半ばだった。当時のパリは、27万人の住むヨーロッパ最大の都市だった。出来上がるまでいろいろなドラマがあった。




    出来上がって以降もフランス革命、ナポレオン戴冠式、ナチスドイツ侵攻、ド・ゴール将軍によるパリ解放など時代の節目に立ち会ってきた。



    いつ元のノートルダム大聖堂を見ることができるのか気になる。2024年には一般公開を再開したいと文化相が今年、議会で述べた。再建をめぐっていろいろあり簡単にはいかないようだ。

  • 12世紀の創建から850年に亘る「ノートルダム・ド・パリ」(ユゴーの小説)の世界を大事件をベースに綴る、寺院、パリそしてフランスの大河歴史書。2019年の大火災の顛末、修復計画の内幕を披露、フランス人の魂を語る力作。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1975年パリ生まれのジャーナリスト、作家。パリ政治学院で政治学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで国際史を学ぶ。「ラジオ・フランス」のプロデューサーを務め、「ル・モンド」(仏)、「ガーディアン」(英)、「ニューヨーク・タイムズ」(米)等に定期的に寄稿。カンヌ映画祭の英国映画関連の顧問、2015年にはBBCの討論番組「デイトライン・ロンドン」のパネリストを務める。Les nouveaux Anglais : clichés revisités (2005), Touché: A French woman's take on the English (2006)など4冊の著書があり、2018年に刊行された本書は「タイムズ」と「テレグラフ」の「2018年の良書」に選ばれ、数か国語に翻訳されている。現在、パリとロンドンを拠点に活躍中。

「2021年 『ノートルダム フランスの魂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アニエス・ポワリエの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×