J・M・クッツェー 少年時代の写真

著者 : J・M・クッツェー くぼたのぞみ

制作 : ハーマン・ウィッテンバーグ 

• 白水社 (2021年10月16日発売)

作品紹介・あらすじ

クッツェーが1950年代の南アフリカでカレッジ時代（12歳～16歳頃）に撮影した貴重な写真131点とその分析、クッツェーのインタビューを収録。

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2021年10月10日]

エスペランサの部屋: 2冊そろい踏み：『J・M・クッツェーと真実』『J・M・クッツェー　少年時代の写真』
https://esperanzasroom.blogspot.com/2021/10/2jmjm.html

エスペランサの部屋: 『J・M・クッツェー　少年時代の写真』のカバーも
https://esperanzasroom.blogspot.com/2021/10/jm_5.html

J・M・クッツェー 少年時代の写真 - 白水社
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b591060.html

[羊さんさんの感想 · 2022年1月29日]

南アのノーベル賞作家クッツェーが少年の頃に撮った写真。家族や学校生活、アパルトヘイトの真っ只中の南ア。写真家になりたかったクッツェー、望みはかなわなかったものの、作家クッツェーの根っこのところを見せてくれる。

著者プロフィール

1940年、南アフリカ・ケープタウン生まれの作家。74年『ダスクランズ』でデビュー。『マイケル・K』（83年）、『恥辱』（99年）で英ブッカー賞を史上初の二度受賞し、2003年にノーベル文学賞を受賞、現代の最重要作家の1人と評される。著書に、自伝的三部作『サマータイム、青年時代、少年時代』、『鉄の時代』、『モラルの話』、『夷狄を待ちながら』、『イエスの幼子時代』、『イエスの学校時代』などがある。

「2021年 『J・M・クッツェー　少年時代の写真』 で使われていた紹介文から引用しています。」