加登川 幸太郎(かとがわ・こうたろう):1909-97年。屯田兵の長男として北海道に生まれる。1930年陸軍士官学校歩兵科(42期)卒業、1938年陸軍大学校(50期)卒業。太平洋戦争開始時、陸軍省軍務局軍事課員。第2方面軍、第35軍、第38軍、第13軍の参謀として、ニューギニア、レイテ、仏印、中国を転戦。終戦時中佐。戦後はGHQ戦史課を経て、日本テレビ勤務。戦史研究家として、『三八式歩兵銃――日本陸軍の七十五年』(ちくま学芸文庫)など多数の著書をのこした。
「2023年 『増補改訂 帝国陸軍機甲部隊』 で使われていた紹介文から引用しています。」