- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562022465
感想・レビュー・書評
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さてと今月の掘り出し物は文章的にはどうかとも思うが、ゲルマン民族の視点から捉えた第2次世界大戦のたらレバ話は読んでいて「ほぉ~」とさせられた。
それもそのはず筆者がマルティン・ボアマン!僕の中ではマルティン・ボルマンと記憶しており一般的にはボルマンとされているはずです。
彼はかの有名なアドルフ・ヒトラーの個人秘書を勤め、親衛隊においての最終階級は親衛隊大将である。かなりの大物が記録したヒトラーの遺書的なものである。ただしヒトラーの精神状態を考えると真偽の程は定かではないはずです。
彼はヒトラーの共犯者でもあり、操っていたのではないかとも思われるほど興味を惹かれる人物である。戦時中のドイツにおいてヒトラー、シュペーアー、同様に僕が興味を惹かれる人物である。
中でも面白く感じた一文は同盟国イタリアに対してのものである。彼らがいなければと書かれた内容の鋭さは歴史を知っている僕を唸らせるに値する内容でした。
どうしてもヒトラーの文献は掘り下げたくなるんですよね~彼は大罪人というのかもしれませんが、反面英雄とも思える節もあるので感心はつきません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1945年も2月となり(3月分は存在せず、最後は4月2日が唐突に一日だけ現れ終わっている)、敗北も必至の状況に追い込まれたドイツ国総統アドルフ・ヒトラーが側近マルティン・ボルマンに語った彼の世界観や依然として強烈な反ユダヤ主義、日本やイタリア、主要各国、おなじみの歪みきった人種論などをボルマンが記録していたもののドイツ語原文からの邦訳である。題名が「ヒトラーの遺言」となっているため、ややこしいが、彼の死の前日の1945年4月29日に、後継者を指名したり、ゲーリング、ヒムラー両名の裏切りに際して一切の公職を奪う旨などを記した公的な「政治的遺書」とはことなり遺書ではないため留意されたい。
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チャーチルはユダヤ人に毒されていたとヒトラーは思っていた。
フリードリヒだし王と同じように、ドイツもやはり強大な敵国の連合軍と対決している。
初めてユダヤ人問題を現実的に取り上げたのは、国家社会主義の功績である。ユダヤ人は反ユダヤ人主義が出てくる原因をいつも自ら作った。
ユダヤ人主はわけても精神の共同体である。その根底にヘブライの宗教がありそしてたとえ部分的にはこの就航によって形成されたとしても、にもかかわらずユダヤ人主はその本質において、純粋に宗教的な種類のものではない。
ルーズベルトはユダヤ人にはっぱをかけられ、日本の参戦がなくても、国家社会主義を殲滅するための戦争を決意していた。