魔女と魔術の事典

著者 : ローズマリ・エレングィリー 荒木正純 小倉美加 桑野佳明 竹中隆一 松田英 小沢博 田口孝夫 村里好俊

• 原書房 (1996年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[伊達さんの感想 · 2009年6月11日]

「とにかくその辺のヤツ全部！」
みたいな剛気な辞典。装丁も美しい。
魔術、魔女、錬金術、悪魔、まじない、占い等々、とにかくその辺の知識をまとめて詰め込んだという風情。項目数、ページ数ともに圧巻。西洋のものが中心なので、東洋のオカルトに興味があるなら別の本を探す必要がある（「呪いの博物誌」など。絶版になっているかもしれないが）。
この内容であれば、この値段はけっして高くない。

[esotericaさんの感想 · 2014年10月3日]

魔女術の他　パウワウ　カンニングマン等も網羅。
　著者のフェミニズムにアレルギーがなければ必携。
　イザベル・ガウディという「魔女じゃなくてマゾ」の人が、只で積極的に折檻してくれる魔女狩りの人へ、行った「告白」が、当時の魔女観に関する資料として素晴らしいものであるらしいというのは、注目してよい。

[akitsuraさんの感想 · 2005年4月17日]

魔女関連の単語の説明が書かれた辞典。あいうえお順(笑)。