殺しにいたるメモ

  • 原書房
3.30
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本棚登録 : 23
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562030743

感想・レビュー・書評

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  • 舞台が戦時下のイギリスていうのは、読んだことなかったかも。
    前線とか、兵士とか、そういう戦争小説ではないけど、戦争中ていう時代背景のミステリは、自分の中では新鮮だった。
    あと、タイトルの意味は、最後の法月綸太郎さんの解説読むまで、全然分かんなかった。

  • 1998年4月7日、2刷、並、帯付2014年12月5日、白子BF

  • 再読だったが、ほとんど忘れてたので楽しめた。推理の過程が丁寧で、分かりやすい。

  • 戦意高揚省に勤めるナイジェル。戦争中にドイツに侵入ししんだと思われていた友人チャールズ・ケニントンの帰還。彼の帰還を祝ってる席で起きた毒殺事件。被害者はチャールズの元恋人で現在は局長のジミー・レイクの愛人であるニタ・プリンス。チャールズが持ち込んだドイツ人将校の自殺用の青酸カリ。チャールズの妹でジミーの妻であるアリス。暗闇の中何者かに刺されるジミー。

  • 「第二次大戦直後のイギリス。戦意昴揚省というお役所で、若い美人秘書が多くの仲間の目の前で毒殺される。凶器も見つからない。いったい誰が?どんな方法で?」といった本格ミステリ。ニコラス・ブレイクの代表作ということだ。

    僕はやっぱり本格ミステリってどこか馴染めない。これでもか!というくらい緻密なトリックと二転三転する物語。それに対して個々の登場人物たちの顔が見えない。だからどうなの?って冷ややかな心で何とかページを捲る。(基本、どんなにつまらなくても最後まで読んでしまう。だって、皆がオススメする本だからどんなによいのだろう?それを面白いと思わない自分にはどこか足りないところがあるのだろうか?って思ってしまうので)
    それでも最終章は犯人が気になってしまいました。

    トリックを創り上げることに力を入れすぎて、人の魅力にかける作品って多いけど、いわゆるオールタイムベストのミステリってこんなのばっかな気がする。

    解説は法月綸太郎。やっぱこの方の作品もダメなんです……

  • 最後に最終容疑者が主人公の前で推理合戦する展開が実に面白い。最後のどんでん返しも満足しました。

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