- Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562043217
感想・レビュー・書評
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リサ・クレイパスの安心して読めるロマンス小説。
「壁の花」シリーズの最終巻。
ロンドンの社交界で、パーティには出られるものの、それぞれ違う理由でろくに誘われずに壁の花となっていた4人が友達に。
3人まではめでたく結婚しましたが‥
アメリカから来た富豪の娘、ボウマン姉妹の妹のほうのデイジーが2年たっても、そのまま。
業を煮やした父親は、自分が決めた相手と結婚するように通告します。
デイジーは本当は綺麗なんだけど小柄すぎて目立たず、本好きで夢見がち。見た目も中身も少女のようなんですね。
姉のリリアンはウェストクリフ伯爵に嫁いでいるので、伯爵が適当な独身男性を数人招き、その中から相手を見つけようというシーズンが始まります。
父が決めた相手は父の会社でバリバリ働いているマシュー・スウィフト。
姉妹の印象にあったマシューは、数年前にはがりがりに痩せていて不恰好で傲慢な態度の若者でしたが、再会したらすっかり大人っぽく変貌していたのです。
ただ、マシューにはある事情が‥
幼いデイジーの成長、意外にもマシューを好きになってしまったデイジーの思いがけない行動とは?
お茶目でユーモラスな展開。
気の強いリリアンがじつは妹離れできない様子、幸福になっているアナベルとエヴィーの今など、いろいろな要素も。
やっぱりウェストクリフはなかなか、いいなあ(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リサクレイパス作品はやっぱりおもしろい…!
マシューの評価が実際の彼とおもしろいほどちがいますw
長い年月デイジーに片思いしてて、でも彼女との未来は望まない…手が届かない存在だとかその想いが切なくて好きだった。
拒絶するマシューに誘惑するデイジーがつぼだ。
だれずに読め、さわやかな読後感が好きだなあ -
2回読んだ気がする。
ほとんど覚えてなかったし、改めて泣けちゃったから良いんだけど!
壁の花の最後、めでたしめでたし♪
ウェストクリフの伯爵然とした態度が素敵~でした。 -
壁の花シリーズでは地味に感じるけど良作。
初めて読んだ時は、ヒーローは前作で絡みのあったキャムだと思ってたのにマシューって誰よ?ってなったけど。
デイジーがかわいいのはもちろんのこと、
真面目堅物なマシューが昔から見続けてきたデイジーと、葛藤しながら距離を縮めていくのがキュンとくる。
派手さはないけどあたたかいカップル。 -
読書日:2017年5月1日-5月2日.
Original title:Scandal in Spring.
Author:Lisa Kleypas.
Wallflower四巻目。今巻はDaisy(本名Marguerite)が主役です。
前巻でEvangelineの父が経営するcasinoで探検した先で、Mr.Rohanと口づけを交わしたので、彼と恋愛が発展すると思ってましたが、違いました。少し残念でなりません…。
彼女の父が経営している石鹸会社の右腕であるMatthew Swiftと発展します。
彼を振り向かせる為にLandlyndon卿と結託しましたが、その期間中にDaisyの考え方に触れて自分もその世界を知ろうとしたので、これは…と期待していましたが、実らず彼が可哀想でした。
彼も本を読む時は実用的な物ではなく小説も、
雲も空もただ其処にあるだけではなく、物に例えられると他の物に形容出来る事を発見したのは良い事だと思います。
Daisyが元々物静かな性格なので、前巻までと比べて熱情は落ち着いていると感じました。
其処が少々物足りなかったです。 -
「春の雨にぬれても」壁の花シリーズ最終巻。胸が温かくなりますな~
http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-03-05 -
ヒストリカルにしては珍しい「貴族じゃない」ヒーロー。デイジーの行動力にはビックリ。 可愛いカップル。で、やっぱりウエストクリフが好き♥ 壁の花4作目
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姉、リリアンの話ほどはときめかなかったけど、やっぱりこの著者の話は好き