- Amazon.co.jp ・本 (437ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562043866
感想・レビュー・書評
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息子(15歳)とほとんど年の変わらない女性に、心奪われる35歳w
マックスがリゼットと心通わせないまでも、溺愛してるなーというのがよくわかる。
周りのマックスの評判をものともせず、年上の旦那を包み込む若妻が萌える。
双子とリゼットの年そんなに変わらないだろうに、(5歳くらい?)母子みたいで微笑ましい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これってハッピーエンドなのかな?
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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
19世紀初頭のニューオーリンズ。リゼットは、継父が財産目当てで決めたはるか年上の男性との縁談から逃れようとしていた。継父は暴力に訴えてでもリゼットを従えようとし、彼女の味方をしてくれる家族はいない。リゼットは意を決して屋敷を抜けだし、いとこの家に向かう。そして、河岸にあった船を拝借しようとしたところ、持ち主である名門ヴァルラン家の双子の息子に見つかってしまった。一族の当主マックスに引き合わされたリゼットは身の上を告げ、送り返さないでほしいと懇願する。彼女の願いは聞き入れられ、しばらくの間ヴァルラン家にかくまわれることになった。男らしく優しいマックスに惹かれていくリゼットだったが、ある時マックスの過去を知り…。読者の声に応えてよみがえった、リサ・クレイパスの伝説のデビュー作。
これがデヴュー作っていわれると、すごいなぁと思っちゃう。もうすでにリサ・クレイパス。あたりまえだけど。
ニューオリンズのフランス系、イギリス系、スペイン系の力関係がしっかり示されていて物語の色になっていておもしろい。
やっぱり奴隷制度は避けて通れない話題なのね。
マックスの心の閉ざし方は見ていて痛々しい。
双子や兄弟たちのスピンオフないかなぁ。
美人じゃない奔放なタイプを美しく描けるのがクレイパスなんだと改めて思った作品。
When strangers marry by Lisa Kleypas -
継父の強制する縁談から逃げてるヒロイン。名門ヴァルラン家の当主ヒーロー。
世間からも家族からも疑惑の目を向けられてるヒーローの境遇は酷かったなぁ。一回りも年齢差があるヒロインが唯一の理解者になるなんてねぇ。復讐に殺人事件に家族間の問題やら いろいろ盛り込んでいたけど読み進める苦労は少なかったのは 飽きさせない話の展開が良かったからか。ヒーローってさ最後まで苦労だらけで本当に痛々しかったよ。
あの犯人に温情が必要だとは思えない。