嵐の海に乙女は捧げて (ライムブックス コ 1-4)

著者 : クレスリー・コール 羽田詩津子

• 原書房 (2012年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[mylteさんの感想 · 2014年9月29日]

図書館の本　読了

内容（「BOOK」データベースより）

19世紀ロンドン。貴族の母を亡くしたニコルは、船長である父に海の上でのびのび育てられた。ところが世紀の大渡航レースを目前に、最大のライバルである船長、伯爵のデレクを侮辱した罪で父が投獄されてしまう。原因はニコルにあった。埠頭で危ない輩に追われていた彼女は一晩だけデレクの船に匿ってもらったのだが、それが父の逆鱗にふれ、デレクを殴りつけたのだ。初めて心惹かれた男性が父の憎きライバルだったなんて…。彼への想いを封印し、ニコルは父の代わりに自分が船長として出場することを決意する。父の船会社の存続はこのレースの勝敗にかかっていた。迎えたレース当日。熱気にわく港を、一隻の船が颯爽と飛び出す。その船首に、凛と美しく立つニコルを見たデレクは思わぬ敵の登場に言葉を失った。そして二人の戦いは嵐の到来で予期せぬ方向へ…!?サザーランドシリーズ第1弾。

ニコルがかわいい。でもデレクもかわいい。
サザーランドシリーズ探して読んでみようかしら。

The Captain of all Pleasures by Kresley Cole

[kina-koiさんの感想 · 2012年12月4日]

シリーズ1作目。アメリカ人船長の娘だが実はアトワース侯爵未亡人を祖母にする爵位相続人のニコル・ラシターと、破滅に向かって突っ走るスタンホープ伯爵デレク・サザーランド。デレクが船長の船と、ニコルの父親の船のエントリーするレースにまつわる陰謀を絡めながら物語の8割は冒険と陰謀で、社交界は最後にちょっとだけ。
次はデレクの弟グラントに期待。