愛を告げる天使と (ライムブックス バ 2-7)

  • 原書房
3.29
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562044801

作品紹介・あらすじ

男爵未亡人カッサンドラは、元家庭教師たちを引き連れて困窮極まっていた。
家族同然の彼女らを守るためには金持ちの貴族の愛人になるしかない。
意を決して招待状もなしに訪れた舞踏会で、ハクスタブル家長男の伯爵スティーヴンと出逢う。
彼は理想の結婚相手として評判が高く、カッサンドラは彼に近づくことにするが……。

感想・レビュー・書評

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  • ハクスタブル家のクインテットその4
    今までもその笑顔で皆を魅了してきた末っ子スティーヴンの登場。
    まさに天使。そんな天使のお相手は夫を殺したと噂されている未亡人カッサンドラ。
    傷を負ったカッサンドラを癒やしていくスティーヴン。
    カッサンドラの仮面の笑顔が剥がれていく姿がよかった。
    そしてカッサンドラの家に三人で押しかける姉たち(笑)
    このシリーズは家族愛も素敵ですね。

  • 天使の旦那さんを探し出せたなんてラッキー!

  • 勢いで読み終わった!
    最近、バログも中断すると再開まで時間がかかる感じだったけど、これはサクサクと。
    スティーヴンのキャラかなあ。
    今時いないよ、こんな、さわやかヒーロー。
    というか、昔からチラホラと、こんなタイプのバログ・ヒーローはいたけど、どうも好きになれなかったのよね。
    素直に読めたのはスティーヴンのキャラか、私が姉たち目線(母目線?)になったせいか(苦笑)
    次作はコンだけど、これで終わりかな?

    ところで、あのシリーズは、ヴィレッジだから、きっともう出ないんだよね...
    公爵様の話、読みたい...つうか、たくさん未訳があるのに...(涙)

  • 【一応ネタバレあり】

    若き伯爵×夫殺しを噂された未亡人。

    ハクスタブル四姉弟の末子、スティーヴンの話。
    評判を落とし、貧窮にあるヒロインが
    自分と共に暮らす人々(&犬)の為に
    愛人になろうと考え、白羽の矢を立てた相手がヒーロー。
    又従兄弟の死により爵位を得た彼も二十代半ば。
    放蕩者になっているかと思いきや、前作ヒーローのダンカンと大差ない高潔ぶり。
    ついつい一気読みです。
    例のコンスタンティンが今回も姉弟を心配してか、相手に冷ややかなのにニヤリ。
    (でもジャスパーとダンカンの結婚式付き添いもしてるんですよね、彼。
    付き合いのいい奴だ。)
    次はそのコンスタンティンの話だそうで、超楽しみ。

    追記 p.394に
    ヴァネッサの義理妹「バーデン子爵夫人」とキャサリンの義理妹「ランティング伯爵夫人」の表記があるが
    前者はセシリー(一作目、二作目に登場)、後者はシャーロット(二作目に登場)だろうな。

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